人生ブンダバー

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3/22 志木高ワグネル第9回定期

2017-04-10 05:00:00 | 音楽

3月22日(水)、いつもこの頃に開催される、志木高ワグネルの第9
回演奏会(於川口リリアホール)へ。
前日は東京(靖国神社)の開花宣言があった。全国で最も早い開花
だという。

「3月22日」は既に「ホット・ニュース」ではないが、こうしてしばらく経
って「思い出」すのも記録として意義あることかもしれない。


志木高ワグネルの定演を聴いたのは、6年前が初めてだったかしら
ん。当時、本格的な発声、26人による「遊星ひとつ」(--中でも「バ
トンタッチのうた」)、オペラステージなど、オーバーに言えば衝撃を
受けたことを思い出す。

<プログラム>
<塾歌>
1.アラカルトステージ
(1)虹
(2)鴎
(3)こころようたえ
(4)島唄
(5)時代
(6)梅雨の晴れ間
指揮;越水亮 pf.木原雅裕
2.劇団志木!?によるミュージカル
 「おもいだすうた」
指揮;吉川誠二 pf.越水亮
3.男声合唱とピアノ(4手)のための「遊星ひとつ」
 作詩;木島始 作曲;三善晃
 指揮;吉川誠二 pf.谷あや・海野春絵


以下いつもつたない感想、お許しの程・・・・・・

18時開場とともに入場。皆さん、先を争っているが、私は最後方に
着席。「取材ノート」を広げる。

18時25分、チャイム。「写真撮影をされる場合は、客席後方、フラッ
シュなし、シャッター音消去でお願いいたします」とのアナウンスがあ
る。

18時30分、ギロンゴロンと鳴り、会場が静まり返る。34、5人になる
かしらん、下手よりしずしずと志木高ワグネリアンが入ってきた。
(プログラム上のメンバーは、
Top 9人、Sec. 9人、Bari. 10人、Bass 8人=36人)

<塾歌>
学生指揮者は右手一本の指揮(フリッツ・ライナー?)。若々しい塾
歌だ。

1.アラカルトステージ(28分)
(1)虹
(2)鴎
(3)こころようたえ
(4)島唄
(5)時代
(6)梅雨の晴れ間
指揮;越水亮 pf.木原雅裕
MC(OBかな?)付きのステージ。高校生としてはすばらしい発声が
ホールに響く。(2)などはやや歌い過ぎとも思えるが、ストレートで一
生懸命な歌い振りだ。(3)もパトスが伝わってくる。(4)からはピアノ
伴奏付き。信長さんの編曲がいい。ここでもやや粗削りながら、外へ
放射する音楽だ。

(5)もいわゆる、お腹から声を出している。--声を抑える合唱では
ないよさが伝わってくる。ア・カペラに戻った(6)ははやいテンポで、
即物的な演奏だった。


2.劇団志木!?によるミュージカル(40分)
 「おもいだすうた」
指揮;吉川誠二 pf.越水亮
「舞台は、さまざまな罪に問われた受刑者たちが集まる刑務所!?」
という設定のミュージカル(音楽劇)が楽しい。ストーリは誰が考える
のかしらん。間に入る「漫才」もなかなかのものだ(--吉本からス
カウトが来る?)。

ダンスなども挿入されている。かなり練習することだろう。合計9曲の
ミュージカルナンバーなどを歌い、最後はハッピーエンドとなった。


3.男声合唱とピアノ(4手)のための「遊星ひとつ」(17分)
 作詩;木島始 作曲;三善晃
 指揮;吉川誠二 pf.谷あや・海野春絵
高校生に限らず、難曲といえる曲(--指揮者にとっても?)。
まず、滑舌というか、日本語の歌詩がはっきり伝わってくる点がまこ
とにすばらしかった。デュナーミクも大きい。(2)「だれの?」は精神
的な持続力が必要な曲だ。

(4)の出だしはア・カペラだが途中から連弾付きとなる。allegroにパ
トスがほとばしり、思わずひきつけられる。やや中腰で振る先生のコ
ンセントレーションもすばらしかった。
私は終わるとブラボーを叫んでいた。


毎年のことながら、こんなすばらしい演奏会が無料とは!



プログラム



16:14 あざみ野


16:45 渋谷


16:49


16:55


17:16 赤羽


17:19 赤羽乗り換え


17:24 川口着


17:30 川口リリアホール


17:31

まだ少し時間があるのでお茶でも飲んで一服するかと思案していた
ら、ちょうど下田さんとバッタリ。しかし、下田さんは、「何か食ってくる
わ」と銀座アスターかどこかへ行かれたので、一人で下の喫茶へ。
結局、コーヒーより安いアイスクリームを食べた。


17:35


17:38 350円のアイスクリーム おいしかった!


17:48 
開場前の長蛇の列。年々行列が長くなるのではないかしらん。


18:27 定員600人の立派なホール OBもたくさん


18:50 第1ステージ


19:57 第2ステージ


20:39 第3ステージ


20:42


20:52 吉川先生のアンコール
--『天使のいる構図』から「Finale」に満場一致で決まりました。今
年もつらいことはたくさんありました。しかし、それを乗り越えた「声」
というものがあるのかと(吉川先生)。

詩への共感あふれる演奏で、後半はみんなの身体が揺れていた。


21:07 川口より


21:12 赤羽駅 小田原行

「湘南新宿ライン」と思って(思い込んで)乗ったら、「上野東京ライン」
(こんなのが走っているとはまったく知らなかった。)だった。
私の頭は最近のJRの発展に追いつかない。


21:24 
あらら、上野に着いちゃった。泣きそう。渋谷に行きたかったのに~。


    -----------------------------------------


3/24(金)、叔母さん、家内と春の墓参。道路も空いており、墓参は
平日に限る。



好天に恵まれた。


昼食はいつもの利七そば 大むら


1200円でこの旨さはリーズナブル


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