近現代史をウロウロしていたら、この本にやってきた。
本書は、私に言わせれば・・・・・・
1.アメリカの「教科書が教えない歴史」である。
2.「反米」の書である。
3.「容共」という言葉は最近見かけない(?)が、いささか「容共的」だろ
うか。--今はなくなった「ソ連」には甘い印象がある。
高校生にはおすすめできない。が、しかし、なかなかおもしろかった。
広島、長崎への原爆投下問題は、あらためて考えさせられた。
<目次>
序章 帝国のルーツ--「戦争はあこぎな商売」
第1章 第一次世界大戦--ウィルソンvsレーニン
第2章 ニュー・ディール--「私は彼らの憎しみを喜んで受け入れる」
第3章 第二次世界大戦--誰がドイツを打ち破ったのか?
第4章 原子爆弾--凡人の悲劇
(注;「凡人」はトルーマンを指すようだ)
(第2巻)
第5章 冷戦--始めたのは誰か?
第6章 アイゼンハワー--高まる軍事的緊張
第7章 JFK--「人類史上、最も危険な瞬間」
第8章 LBJ--道を失った帝国
第9章 ニクソンとキッシンジャー--「狂人」と「サイコパス」
(注;「サイコパス」とは?、→こちら)
(第3巻)
第10章 デタントの崩壊--真昼の暗黒
第11章 レーガン時代--民主主義の暗殺
第12章 冷戦の終結--機会の逸失
第13章 ブッシュ=チェイニー体制の瓦解
--「イラクでは地獄の門が開いている」
第14章 オバマ--傷ついた帝国の運営
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史 1』
全3巻
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます