先日も書いたが、最近、池上彰『そうだったのか!日本現代史』
(→こちら)を入門書に、戦後史についていささか調べている。
今日は、以前取り上げた半藤一利『昭和史 戦後篇』(→こちらと
こちら)を参照する。聞き書きだけに読みやすい。
この本を10年以上前に読んだ時は、★5つと評価したが、今日から
見ると、平たい表現の分、学者の書いた学術書や研究書に比べ、や
や物足りなさを感じる。
半藤さんが本書(p448)で
いや、今になって本誌といっていた「文藝春秋」の目次を見ると、
「安保」はほとんど登場していないんですね。34年(1959)12月
号に、歴史学者で評論家の林健太郎さんが書いた「安保闘争に理
性を--日本外交の新構想」の一論文だけ。私が勤めていた文藝
春秋という雑誌社の性格がそれでよく察せられると思うんです。
と言っているが、これは勘違いというか少々間違っているのではな
いかしらん。
今あらためて、当時の『文藝春秋』をすべてチェックする時間はな
いが、私が調べているところによると、「60年安保改定」騒動につ
いて、少なくともあと3つが『文藝春秋』に掲載されていることを知
っている(いずれも安保廃棄論ではない)。
それらについては、またあらためて。
半藤一利『昭和史 戦後篇』
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4/26(日)、OB/現役連絡会(WEB会議)に参加。
いつも思うことだが、今の現役諸君は、「50年前の(現役時代の)
私」に比べると、勉強もしているし、はるかにしっかりしている
(人によるかな[笑])。
とはいえ、「非常時」というか、ほとんど初めての事態に直面して、
運営面ではいわゆるマネ系OBの意見もなにがしかの参考になるの
ではないかしらん。
ナルホドという意見を聞いているだけでも結構頭を使い、疲れるも
のだ(笑)。
ピンチはチャンス!現役に(まことに微力ながら)「エール」を!
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