人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

10/31 新日本フィル第626回定期 オール・シューマン・プログラム

2020-11-07 05:00:00 | 音楽

いささか旧聞となったが・・・・・・
10月31日(土)、コロナ禍にめげず「10月最後の新日本フィル定
期」へ(於すみだトリフォニー)。

7月の定期再開以降、尾高さん、沼尻さん、この日の秋山さんと日
本人指揮者が大活躍。

ピアノのソリストには上原彩子さんを迎え、楽しみいっぱいだ。

<オール・シューマン・プログラム>
1.劇音楽『マンフレッド』序曲
2.ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
 --休憩--
3.交響曲第3番 変ホ長調 op.97「ライン」
指揮:秋山和慶
ピアノ:上原彩子
コンサートマスター:崔文洙


以下に、いつもながらつたないコメントを・・・・・・

1.劇音楽『マンフレッド』序曲
英国の詩人バイロンによる劇詩(詩劇?)の劇音楽から序曲。
バイロンで有名な言葉は、高校時代だかに覚えた「Truth is stra-
nger than fiction.」(事実は小説より奇なり。)や「One morning
I awoke to find myself famous.」(ある朝、目が覚めると有名にな
っていた。)がある。

ゲーテは1749年生まれであり、バイロンは1788年生まれだ。しか
し、バイロンの死は、ゲーテのそれより前だった。

閑話休題。

秋山さんは、濃紺のブレザー風ステージ衣装にやや背中を丸めて
ゆっくり登場。15度のおじぎ。崔さんと肘タッチ。いつもながら、
楷書の指揮にシューマンによる序曲の曲想が表現されていた。
終わると、オケに向かって、右手を軽く上げる。やはり15度のお
じぎ。

2.ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
弦楽五部は12型かしらん。
(1)上原さんを生で聴くのは初めてだ。くすんだ緑色のワンピース
ドレスで堂々と登場。身長は155~157cmといったところ?
イ短調(正確には属音のホ)のトュッティーが鳴る。ピアノのメ
ロディーが美しく、いかにもシューマンらしい?
メロディーは、ピアノからオケに、オケからピアノに。

(2)インテルメッツォ(間奏曲)。チェロの合奏がすばらしい。
(3)attaccaで第3楽章へ。上原さんは、やや猫背スタイルで、鬼の
ような集中力。時々fで腰を浮かした。

上原さんは、終わると深々としたおじぎ。カーテンコールを繰り
返し、オケも上原さんに大拍手。

アンコールは、出だしで「ああ、『トロイメライ』」なり。
情感たっぷりの「アゴーギク」のある『トロイメライ』に「ギク」
っとした。

 --休憩--
休憩中に古谷野先輩と、クラシックと健康の話題で談笑。私より
お元気そうだった。

3.交響曲第3番 変ホ長調 op.97「ライン」
弦楽五部は14型(14-12-8-9-6)。この日の木管センターは、オー
ボエ小畑、フルート野津。クラリネット重松、ファゴット坪井の
各氏。

(1)堂々とした、ややlegatoの出だし。--ややゆっくり目だった
かな。4本のホルンが活躍。所々木管が浮かび上がる。
(2)文字どおり穏やかに。ややゆったりと、4拍目の大きなタメも。

(3)木管、ホルンのアンサンブルがすばらしい。
(4)トロンボーン×3が大聖堂の厳粛な気分。ホルンとトロンボーン
のファンファーレが印象的だ。


(5)明るく生き生きは第1楽章とシンメトリーとなる楽章だ。新日本
フィルがまことによく鳴っていた。

終わると、秋山さんは、ホルン、トロンボーン、トランペット、フ
ルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ティンパニ等々を
立たせる(いつも思うが、よく迷わずに指名できる?)。

最後は秋山さんにオケも拍手。秋山さんは「それじゃっ」と終わっ
た。

各ステージともにシューマンらしい「音」が鳴っていた。




プログラムの表紙




12:03 電気自動車


12:04 「嶮山」交差点


12:05 大場町より敬老パスを使ってバスで


12:20 あざみ野(田園都市線) 各停に座って


13:30 乗り換えなしで錦糸町へ


13:35


13:38


13:39


13:40


13:42 
1.手指の消毒 2.チケットは自分でモギる 3.プログラムも自分で


13:42


13:42 一人置きの座席


13:46



15:02 休憩時間


15:13



16:02 座席ごとに退場


16:03


16:04


16:09 くず餅を買う。


16:17 錦糸町より急行にて


17:12 あざみ野に戻る。

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11/7、今朝のNHKニュース--米国大統領選挙 5州が大激戦。
依然として予断を許さず。
ワイドショーのコメンテーターは、「この状態」で盛り上がる?




ネバダ州は、慎重にゆっくりと?
過去6回の大統領選挙は、民主、共和両党の3勝3敗。
ネバダ州は、昔はインディアンの地だった。今は、白人が65%、
次いでヒスパニック20%、黒人7%・・・・・・。


ペンシルベニア州は再集計の可能性 ジョージア州も?


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