4月9日(土)、今年もワグネルファミリー・スプリングコンサートが慶應
義塾(日吉)協生館2階藤原洋記念ホールで開催された。
ワグネルOB合唱団 桑田さんのプログラムご挨拶より
ワグネリアンも、OB合唱団以外で様々な音楽活動をしているはず。
そういったメンバーの発表の場を作ろう」ということでオムニバスコン
サートという名称で始めたのが1994年。昨年からOG合唱団も加わ
り、ワグネルファミリー・スプリングコンサートと名称を変更して2回目
となります。
10:20
10:22
10:22
10:26
10:26
10:27
10:36 37分発湘南台行横浜地下鉄
10:44 センター北にてグリーンラインに乗換え
10:58 日吉駅到着
11:00 協生館
11:01
11:01 第4校舎独立館
11:02 日吉のケヤキ並木 昔と変わらない
11:03 新緑が始まりつつ・・・・・・
11:04 来往舎
11:04 福澤先生の像 生誕150年を記念して 昭和60(1985)年
建立
私の学生時代に、この像はなかった。
福澤諭吉は1835年の生まれだ。ちなみに亡くなったのは1901年。
慶應で「先生」といえば、福澤先生だけである。
慶應の大学入試面接で、面接官に福澤諭吉の『福翁自伝』を読んだ
ことを話した。
「福澤・・・・・・先生・・・・・・の『福翁自伝』を読みました」
福澤諭吉と言っていいのか、福澤先生がいいのか、大変迷った記憶
がある。どっちでもよかったかな。
11:05 学生が教科書購入に並んでいる。
11:07 食堂棟 私の学生時代は「バラック」並み?
11:08 掲示板
11:08 課外活動棟 これも学生時代はなかった。
11:09 第4校舎
11:10 構内案内図
11:12
11:13 陸上競技場 平成20(2008)年10月改修完成
慶應義塾150周年記念だった。
11:13
11:14
11:14 競走部がまとまって走っている。
昨年の箱根駅伝予選は、出場しているが、予選順位31位。
11:15
11:16 協生館入口
11:17 会場の藤原洋記念ホール
「こんにちは~」と明るい挨拶。明るい挨拶は、習い性となる。
11:17 これは前からあった?
11:18 ステリハ中
11:25 クール・ヴァンテネージュのステリハ
11:29 こちらはMelting Potのステリハ
11:35
11:36 OG合唱団 真剣なステリハ
11:55 4人でファカルティラウンジへ→こちらもご参照
11:56
12:01
12:07 なかなかの美味
12:15
12:31 半世紀前の世界
--若い時に戻りたい?
プログラム 編集は翁長さん、塩野さん お疲れ様です。
13:36 1.ワグネルOG合唱団
四季;須田和宏 ピアノ;永澤友衣
(1)「愛は花、君はその種」
(2)「あの鐘を鳴らすのはあなた」
「選曲がいい」ということは「上手な合唱」であるための必要条件だが、
まことに選曲がよかった。(2)ではとくに涙腺がゆるんだ。「感動は思
いがけずやってくる」。
12:45 2.岩崎秀一 ピアノ;島内亜津子
(1)「Fussreise~散歩」
(2)「Der Voegel fanger bin ich ja~俺は鳥さし」
この日、ソロをなさった方は、おそらく、皆さんプロの指導者について
おられるだろう。声量もあり、きっちりした独語歌唱だった。あえて言
えば、(2)は少し硬かったかしらん?
12:54 3.コール・マルシュナー 指揮;長澤 護
(1)「春を待つ」
(2)「月夜を歩く」
福島高校在京OB有志。(2)はアゴーギクのある演奏、ほんの一瞬
乱れが生じたが、平均年齢78歳にビックリ!皆さんお元気なのは
腹式呼吸のせいかしらん。
13:02 「名古屋から上京の同期」ご夫妻を発見!
13:03 4.The Daydreamers ピアノ;小野村季恵
(1)「霧と話した」(ア・カペラ)
(2)「愛の歌」
(1)のrit.はよく合っていたが、(2)の方が伴奏も含めよかった、かな?
指揮者なしだが、普段の練習中もいないのかしらん。
13:14 5.小野弘道 ピアノ;永澤友衣
(1)「Four del mar~海から逃れ」
(2)「Occhi di fata~妖精の瞳」
(1)はかなりいろいろなテクニックが要求される曲のようだが、よく歌っ
ていた。やや声を押す印象かな?(2)の感情移入はすばらしかったが、
一方ではまじめな人柄(?)が出た印象(--あくまで個人的な感想で
す)。
13:28 6.キャンドル・エコーズ
指揮;高城圭介 ピアノ;大島陽子
「The Sound of Music」
4曲をメドレー的に演奏。暗譜の指揮から音楽が前へ流れていた。2
曲目「すべての山に登れ」は大きな音楽ですばらしい。「ドレミの歌」
はちょっと乱れたカナ。
13:42 7.神津 進 ピアノ;三枝ゆに
(1)「ザラストロのアリア」
(2)「見果てぬ夢」
大きな声の持ち主で音程も(失礼ながらお歳の割に)good!やはり
プロについておられる?最後の終わり方がシャイだったかな(--ピ
アニストを置いて足早に)。次回は譜面台を活用されてもよろしいの
では。
13:50 8.亀井淳一&泰子
「蝶々夫人」第1幕より二重唱
第1幕最後の二重唱。約8分の熱唱。素人のご夫婦でなかなかこれ
だけは歌えない。お二人とも情感が入っていた。淳一さんもパヴァロ
ッティばりに、強声もさることながら弱声も好調だったのでは。
14:03 9.アンサンブル・ナチューレ 指揮;藤本正和
(1)「赤とんぼ」
(2)「この道」
(3)「Limelight~Terry's Theme」
スタート時より人数が増えているらしい。ア・カペラでやや背伸びした
選曲。「赤とんぼ」はメロディーに音の飛びがあって易しくない。信長
さんの編曲は凝っている。男声を少し抑えてもいいかしらん。
~休憩~
「名古屋から上京の同期」とガッチリ握手。
「退職おめでとうございます」
「いつもブログを見ていただいて、有難う」
「僕は毎日は見ていないよ。家内が見ている」
トイレの表示がやや分かりにくく、こちらかなと覗いてみたら、女性用だった。
休憩中のMelting Pot前川氏にひと言
--「すばらしかったですよ。ステレンが」。
14:21 10.Meaningless
(1)「讃歌」
(2)「未来」
ゴスペラーズのイメージで、一人ずつマイクを使用。若々しい声でバッ
クコーラスもよかった。お金は取れないだろうが、素人としては大変う
まい。お金が取れるほどならば、ここでは歌わない。
14:41 11.杉野茂信 フルート;田端紀久夫 ピアノ;松本かよ
(1)「With A Song in My Heart」
(2)「Amapola~アマポーラ」
84歳まで生きるのも大変なのに(統計上、そのお歳まで生きる男性
は半分以下である。)、その熱唱にビックリ!田端さんは、入社ベー
スで10年会社の先輩だ。松本さんのアレンジもすばらしい。
14:53 12.クール・ヴァンテネージュ
指揮;須田和宏 ピアノ;田中理史
(1)「夕べの歌」
(2)「なぜ?」
(3)「すみれの花咲く頃」
皆さんのポスチャーというか、立ち姿が決まっている。(1)、(2)のブラ
ームスはチャレンジングな選曲(?)だが、きっちりした演奏で「やはり、
ブラームスはいいですね~」と思わせてくれた。ブラームスは、もしか
すると(3)より苦しんだ(努力した)(?)分だけ、仕上がりがよかったか
しらん。
14:59 裏方さん、お疲れ様です。すべて裏方さんなしでは演奏会は
開けない。
15:01 13.久保田裕二 ピアノ;中村洋祐
(1)「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
(2)「来たれレオノーラ」
いいフォームと声で、なかなかの声量。最高音はf(エフ)あたりかしら
ん。(2)も長い曲をよく歌っていた。あえて、欲を言えば、(1)と(2)の
切り替えというか、変化がもう少しあってもよかったかしらん。お上手
だった。
15:12 14.アリババと15人の盗賊 指揮;宮島将郎
(1)「函館の女」
(2)「離婚できない行進曲」
宮島さんが小走りで登場したのには驚いた。歌い込まれているだろう
せいもあり、まったく乱れがない(ように聴こえる。小さなミスはあるだ
ろうけれど、それが分からない)。バートン氏の日本語もなかなかだ。
--会話も日本語でおそらく行けるのだろう。
15:26 15.池上義雄 ピアノ;荒 由香理
(1)「ああ愛する人の」
(2)「饗宴」
池上さんは多少独特な声質だが、きっちりした歌唱で、不安も感じさ
せず、テクニック的にも「進化」している。やはり先生についておられ
るのだろう。
15:37 16.小島常弘&米田嗣幸 ピアノ;西澤ことは
「聖なる神殿の奥深く」
ビゼーの「真珠採り」より。仏語歌唱。すこし硬い印象だが、こちらも素
人としては無茶苦茶うまい。会場も静まり返る。Ten.の最高音は少し
苦しかった?
15:45 17.ハレルヤ会 指揮;山村信一
(1)「Sicut Cervus」
(2)「Christus Factus Est」
同じ高校のOB、OG。後期高齢者(?)の合唱団。きっちりとしたア・カ
ペラ合唱で、いい曲だと思ったら、パレストリーナだった。皆さん、歌い
続けているのが分かる。
15:49 お客様も増えてきた。
15:55 18.The Four-leaf Clover53(TFC53)
指揮;坂本節子 ピアノ;岩渕雅俊
(1)「THE GROUND」
(2)「ほらね、」
出だしのハミングがきれい。なかなかのノン・ヴィブラート唱法。選曲
もよろしいのでは。(2)は初めて聴いた曲かしらん。坂本氏はF.ライ
ナーのような小さな指揮ぶりだが、言葉の語感もそろって、一瞬グッ
と来た。合唱もピアノもよく指揮にフォローしていた。
ピアノ伴奏は、本コンサートにおける、数少ないノンプロのお一人、
専属ピアニストかな。
~休憩~
16:09 19.アゲイン 指揮;宮島将郎 バンドネオン;早川 純
(1)「ビー・バップ・ア・ルーラ」
(2)「モア」
50's(フィフティーズ)--1950年代の懐かしい曲(「モア」は60年代)
を早川氏のバンドネオン付きで演奏。近くで見ると単なるお年寄りか
もしれないが、ステージではまことに若々しい。
16:22 20.Melting Pot
指揮;前川和之 ピアノ;青柳 康
(1)「爽やかな五月に」
(2)「風に寄せて・1」
ステリハもうまかったが、出だしのハミングからしてうまい。人数、バラ
ンスともにgood!言葉を大事にした演奏。「合唱作り」がすばらしい。
混声合唱らしい、曲と合唱と言えるかしらん。
田中氏に「カメラ操作を教えるから、僕のステージを動画で撮影して
よ」と頼まれる。やり直しがきかないために、心臓ドキドキ、超緊張。
スイッチを入れる。ピントを合わせる。「メニュー」から「動画」を選ん
で、赤いボタンを押す。終わったらもう一度赤いボタンを押す。
はたしてうまく撮影できたかしらん。撮れていなかったらゴメンナサイ
では済まない?
16:40 21.田中良夫 ピアノ;三浦絵理
(1)「瞳」
(2)「夏の日のレクイエム」
きっちりした(日本語の)ディクションがすばらしい。60(歳)代になると
声帯など筋肉の衰えが進んでくるが、一方ではテクニックは努力で進
化する。進化が衰えを上回っている。声の不安もなく、デュナーミクあ
ふれる演奏を聴きながら、そんなことを考えた。小林秀雄(作曲家)の
世界。(2)は訴えの強い音楽に会場が静まり返った。拍手多し。
16:46 22.コール・ヘリテージ
(1)「小さな喫茶店」
(2)「サライ」
ステリハより全然よかった。(2)は4人のソロが受け継がれる曲に、拍
手も多い。日本の歌、というのもよかったカナ。
16:54 23.志木高ワグネル 指揮;吉川誠二
(1)「いざたて戦人よ」
(2)「Sound Cerebration」
毎年の聴き物、志木校ワグネルは、入場から拍手で迎えられた。若
々しく(声が実に若々しい)、ダイナミックな合唱。吉川先生は、もう一
段のfで合唱団の方へ一歩踏み出した。(2)も「訴え」とデュナーミク
がすばらしい。
通り一遍に「きれいにハモっておしまい」ではない合唱に大満足、精
いっぱいの拍手を送る。吉川先生はけしてドヤ顔をされない。
17:01 24.ワグネル男声 指揮;平田 亮
(1)「若き血」
(2)「我ぞ覇者」
45人くらいかしらん。現役もカジュアルルックで登場。楽譜を持って
いるのは新入生?
(2)はいつものことながら、ユニゾンで大きな拍手が起きた。ユニゾ
ンのテンポを遅くしすぎないのはgood!かな。
指揮者が下手から退場しようとして、上手方向に誘導された。
17:09 25.ワグネル女声
指揮;中宗根 澪 ピアノ;平田 亮
「Story」
20人強かな。ワグネル男声の指揮者が、すぐにピアニストとして登
場した。3人のゾリから開始。私は初めて聴いた曲だが、感動的な、
いい曲だ。オリジナルも聴いてみたくなった。
17:15 26.ワグネルOB合唱団
指揮;須田和宏 ピアノ;永澤友衣
(1)「作品第肆」
(2)「セレナーデ」
17:28 27.ワグネル男声&女声
指揮;平田 亮 ピアノ;鴨井秀和
「糸」
混声版の「糸」。混声の色彩感がある。とにかく、曲がいい。いつも2
番の同じところでグッと来る。
「最後に『見上げてごらん夜の星を』を全員で歌います。皆さん、ご起
立ください」
17:32 フィナーレ 全員合唱 指揮;仲宗根 澪
「見上げてごらん夜の星を」
17:32
終演後、聴きに来てくれた社員2人と卒寿の叔母さんに御礼する。
その後、某氏と自由が丘へ繰り出す。
17:59
18:03
18:04 二人で「明日葉屋」さんへ飛び込む。
18:23 「明日葉屋」さんは、ここで15年だという。
18:38
「ひれ酒って、牛のヒレ?」と酔うほどに冗談を。
「牛のヒレって、関西ではヘレって言うんだよ」
「ヘレ~」
18:46 これが明日葉
18:49 明るい女将さんでgood!
18:58 明日葉の天ぷら
19:25 仕上げの磯辺焼き
1人4,200円なり。こんなモンかな?
19:37
19:42 自由が丘より長津田行急行 乗り換えなしであざみ野へ
最新の画像[もっと見る]
これからは娑婆で悠々自適の生活ですね。
小生、ご赦免船が迎えに来るのはまだまだ先になりそうです。
ファミリー・スプリングコンサートではお会いすることがかなわず、非常に残念でした。
当日の行動がタイトだったため、他団体の演奏もなかなか聞くことができず、心残りでした。
TFCの演奏は如何でしたか?一瞬グッと来たとか。
目的の一部は達成できたような・・・・
OB合唱団も練習会場は目と鼻の先なのですが、勤務が明けるのが定時でも21時なもんで、なかなか出席できません。
落ち着いたらと考えております。
またお会いできる日を楽しみにしつつ・・・
TFCさんは、いつもいつも一定以上の演奏を聴かせていただけるので楽しみです。ほめ過ぎ?
来年も日本語の曲を楽しみにしています。
健康にはくれぐれもご留意の程!