2月20日(日)、「藤川千洋バリトン独唱会」を聴く(於五反田
文化センター)。藤川さんの「還暦記念リサイタル」でもある。
五反田文化センターホールは初めてだと思っていたが、昔、ワグネルのオムニ
バスコンサートを聴きにきていた。ホールのcapacityは250席。まことに響きの
いいホールだ(永田音響設計)。
藤川さんは、2年前に武蔵野音大別科の修了試験を聴いている(→
こちら)。その時は2曲を歌った。いい声(Bari.)だった。
今回はアンコールを含め、14曲かしらん。まさしく日頃の練習の
成果を見せる発表会。
<プログラム>
第1部
C.フランク(1822-1890):「ばらの結婚」1871
H.デュパルク(1848-1933):
「悲しき歌」1868
「旅への誘い」1870
「恍惚」1878
「フィデレ」1882
E.ショーソン(185-1899)
「ナニー」1879
「イタリアのセレナード」1879
「蜂雀」1879
C.フランク:「夜想曲」1884
アンコール:ジャン・クラ(1879-1932)「古代の泉」
Pf.:永澤友衣
第2部
G.ルクー(1870-1894):
「墓前で」1892
「夜想曲」1892(pf.+弦楽カルテット)
E.ショーソン:「愛と海の詩」1882-1890
1.水の花
間奏曲
2.愛の死
アンコール:武満徹「MI・YO・TA」
Pf.:小池美奈
Vn.1:倉田りの Vn.2:舟久保優貴
Va:宮下玲衣 Vc.:大木翔太
今回は、オールフランス語のプログラム。それもC.フランクとそ
の弟子たちがテーマとなっている。
藤川さんによれば、フランス歌曲を選んだ理由は、「新しいこと」
(something new)にチャレンジしたかったからという。
「新しいこと」に加え、1曲や2曲でない、このような「テーマ」
を持った独唱会はすばらしい。
最後のE.ショーソン「愛と海の詩」は、演奏時間27分間の大曲。
--これもそうそう聴けないプログラムだった。
当日は藤川さん自身による作曲者と曲の紹介を織り込みながら進
行した。
全体的にフランス歌曲らしく、fでも抑制されたfに味わいがあ
った。
また、第1部、第2部とも伴奏者に人を得たことが成功の要因では
ないかしらん。
プログラムに作曲者や作曲の年代を載せたのも、いわばアカデミ
ックですばらしい。
個人的にはフランス歌曲を聴く機会は多くないが、これだけまと
まって聴くと、「フランス歌曲もいいものだな~」という想いと
ともに、フランス文化に触れたという感想を持った。
「フランス歌曲の花束Vol.1」とあったが、今から「Vol.2」が楽し
みだ。
なお藤川さんの師事する3人の先生方(堀内康雄、神田沙央理、
武田正雄の各先生)が招待されていた。
また受付など同期や現役などの「応援」、「お手伝い」が入って
いた。こちらもお疲れ様!です。
プログラム(表紙)
13:22 あざみ野
13:44 大岡山
13:47
13:50 不動前着
13:51
13:56 駅前
13:56 不動前駅通り商店街
13:57
13:58 横道の住宅街
13:59 西五反田郵政宿舎
14:00 氷川神社
14:01
14:02
14:03 西五反田五丁目区営住宅
14:06
14:07
14:07
14:08
14:08
14:08
14:09 ステージ練習中
14:10
14:10
14:16
14:19
14:21
14:25
14:27 ぼちぼち開場
14:29
14:30 受付風景
14:31
14:32
14:34 座席を確保(自由席)
14:35
14:46
14:47
14:49
14:53
14:55 開演5分前
15:24 3分間の「換気」タイム
15:46
15:49
15:52
15:55
15:57
17:00 お開き
17:02
17:03
17:03
17:04
17:04
17:04
17:05
17:06
17:07
17:08
17:08
17:10
17:10
17:12
帰路、M川先輩と一緒になり、二子玉川まで雑談を楽しんだ。
演奏会のチラシを頂戴する。
17:21 不動前
17:30
17:43 二子玉川で急行に
17:55 あざみ野に戻る。
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