11月16日(土)午後、新日本フィル第659回定期演奏会を聴く
(於すみだトリフォニーホール)。
今回は「井上道義と新日本フィル」のラストコンサートだ。
曲目は井上の十八番、ショスタコーヴィチである。
この10年余でショスタコーヴィチの交響曲をLIVEで聴くのは8回
かしらん。そのうち、一般に演奏回数の多い第5番は1回だけ。
第10番が3回、4番が2回。
今回の「第7番」は、この10年余では初めてだ。
演奏前にK谷野先輩とバッタリ。
「今日は休憩がありませんからね~」と、あわただしく立ち話。
ショスタコーヴィチの一本立てだ。
<プログラム>
ショスタコーヴィチ 交響曲第7番 ハ長調 Op.60「レニングラード」
指揮:井上道義
コンサートマスター:崔文洙/伝田正秀
アシスタント・コンサートマスター:立上舞
以下いつもながらつたないコメントを少々。
会場は車いす席を含め、満席。
14時過ぎにメンバーが左右から続々登場(拍手。ちなみにメンバ
ーの登場に拍手するようになったのはコロナ明けからかしらん)。
1分ほどしてコンマスの崔さんが登場に、拍手が大きくなる。
演奏時間は75分を超える大曲であって、オンステメンバーも100
人超(=106人)。
弦楽五部は16型(16-14-10-12-8)。下手側にピアノとハープ2。
ステージ後方(オルガンのある左右に、それぞれバンダの)ホル
ン4、トランパット3、トロンボーン3の布陣。
(1)Allegretto ハ長調。[削除された副題:戦争]
第1、第2主題が終わると、「ボレロ」のごとく小太鼓が繰り返す
リズムに乗って息の長いクレッシェンド。この部分がまことに印
象的だ。第1楽章からタンバリン、シンバルも飛び出す。井上さ
んも、指揮台上で左右に揺れる。(概算演奏時間27分45秒)
(2)Moderato(poco allegretto) ロ短調。[回想]
pの出だしからオーボエの長いソロ。中間はマリンバが活躍。
(11分15秒)
(3)Adagio ニ長調。[祖国の広野]
出だしはコラール。低弦のピチカートがすばらしい。fでは崔さ
んが大いに揺れる。ヴィオラパートのメロディーが美しい。
(19分00秒)
(4)Allegro non troppo ハ短調~ハ長調。[勝利]
第3楽章からattaccaで。序奏から主部に移ると、弦を主体に徐々
にクレッシェンド。「進軍」が始まるかのごとく盛り上がる。
最後は全体としてffまで大いにクレッシェンドし(ステージ
上は大音量?難聴にならない??)、ティンパニの強打も入って、
fineとなった。
(19分20秒)
拍手が始まる中、井上さんはしばし指揮台のガードにもたれた後、
崔さんと硬く握手。会場は大拍手。
井上さんの新日本フィルラストコンサートとあって、まことに長
いカーテンコールとなった。
井上さん、長い間ありがとうございました。
どうぞお身体を大切に!ご自愛のほど。
プログラム(表紙)
11:37 田園都市線 溝の口
12:25 錦糸町
12:32 ドトールで一服
12:55 くず餅購入
13:01 駅前
13:06 東京スカイツリー
13:08 開場待ち
13:08
13:11
13:11
13:15 ただいま開場
13:16
13:16
13:17
13:26
13:48
13:48
13:48
13:49
13:49
ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007→こちら。
(於日比谷公会堂)
私は、H19(2007)/11/25の演奏会を聴いた。曲目は
・祝典序曲Op.96
・ステージオーケストラのための組曲
・ジャズ組曲第2番(抜粋)
・オラトリオ「森の歌」Op.81
Ten.志田雄啓
Bass鍾皓
児童合唱:すみだ少年少女合唱団
管弦楽:東京アカデミッシェカペレ
13:52
13:52 開演10分前を切り、既にほぼ満員
13:57
15:25 演奏終了後のカーテンコール
15:30
15:31 絶頂の井上さん
15:33 終わらない拍手
15:34 熱狂的
15:34 総立ち
15:37
15:38 お開きに
15:38
15:39
15:40
15:52 錦糸町
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音楽評論家東条碩夫さんが畑中良輔先生のことを書いておられる。
→こちら。
これはおもしろい!!東条さんの一番!?
今日は何の日?:ボージョレ・ヌーヴォー解禁。
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