人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

9/27 献花

2022-10-04 05:00:00 | Weblog

9月27日(火)晴れ、安倍元首相国葬儀。
サイレントマジョリティーの一人として、元首相の献花にでかけ
る。
そもそも「国葬」への賛否と「献花」する行為は別物だ。

地元のあざみ野ガーデンで献花用の花を買う。
ベテランの女性が10時開店の準備中のようだったが、
「よろしいですか?花束をお願いします」
「どのような感じでお作りしましょうか?」
「はい、なんというか、献花用でお願いします」
「かしこまりました。では白を基調に」
「まだ開店前ですよね?すみません」
「いえいえ、早く行かないと並ばれるでしょうから」
「有難うございます。助かります」
「お気をつけていってらっしゃい」
(ひと言も安倍元首相への献花とは言っていないのだが)


半蔵門で降りると、ホームにいた警察官が
「6番出口へ回って、警察官の指示に従ってください」
6番出口を出て、新宿通りを渡ると大行列。--花束を買うため、
花屋さんに並んでいるものだった。
新宿通りを内堀通りの方へ下りていくと、内堀通りの歩道沿いに
行列ができている。
私より見るからに高齢の方もいれば、意外と若い方も多い(--
報道によるのではなく、自分の目で見るのが一番だ)。

いったん三宅坂方向へ進み、折り返す。そこから千鳥ヶ淵公園方
向へ、「サイレントマジョリティー」の長蛇の列(2列縦隊)だ。
私の前と横は、それぞれお一人の参列。後ろは手をつないだ中年
の男女カップルだ。私のお隣は準備周到、本を読みながら進む。
私の前、男性二人は雑談を始める。
「きょうはどちらから?」
「今朝早く熊本を出てきました」(30代の男性)
「そりゃすごいね」
「最後のお別れですから、どうしても」

途中、トイレを見つけたので、隣の若い男性に話しかける。
「トイレは大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「ごめんなさい。私はちょっと行ってきていいですか(笑)」
「(番を)取っておきます」
トイレから出てくると、ずいぶん先に進んでいた。
「すみません。よかった」
「ハハ、思ったより進みましたからね~」

途中から千鳥ヶ淵公園へ入り、ずっと進んで、中で折り返す。警
察官が増えてきた。動員された地方警察官も散見される(ご苦労
様です)。

どんどん進むと検問所が近づいてきた。
「手荷物を開け、飲み物をお持ちになってお進みください。飲み
物は開封済み、未開封を問わず、一口飲んでいただきます」
「はい、お手数をおかけします。ご協力大変有難うございます」

日本の警察ほど丁寧な口調はないのではないだろうか(笑)。悪
いことをしなければ。

並び始めて、約1時間40分。意外と早く、献花台に到着した。
みな整然と献花している。さすがに献花の時はグッと来た。
「写真撮影はご遠慮願いします。お進みください」
の声もものかわ、みんな遺影を撮影している。
献花された花はどんどん片付けられる。

献花が終わると靖国神社横に出たので、そこで一服、おにぎりで
腹ごしらえ。
ついでに、と言っては怒られるが、靖国神社へ参拝する(別にA
級戦犯に参拝しているわけではない)。
安倍さん国葬効果なのかどうか、靖国神社も長蛇の列だ。



しばらくして、騒々しい九段下へ。ちょうど「安倍国葬阻止!」
のデモ隊が気勢を上げて、やってくるところだった。
九段下では一部の集団が「デモ隊、帰れ帰れ」の大合唱。
このあたりはメディアでは報道されないだろう。

双方に小競り合い、衝突が起きないよう、機動隊が守備隊形を組
む。安心してデモができるのも、まったく機動隊のおかげだ(別
に衝突を期待しているわけではない)。

それにしても、我が国では(圓楽さんにせよ、猪木さんにせよ)
「仮に」故人に生前なにがしかのスキャンダルやマイナスがあっ
ても、亡くなられた時には事揚げしないのがシキタリだ。

葬儀の時間に大声でデモをかけるのは、ひかえめに言っても、礼
節からして如何なものか。
こういうとサイレントではなくなってしまう(笑)?
このような「考え方」を絶対認めない人がこのデモをする?

鷲鳥は群れず(→こちら)--小林秀雄ではないが、そもそも右
翼だろうが左翼だろうが集団化しないと意思をしめせないのはお
かしい。


多くの人が献花に訪れるだろうと予想していたが、この日、九段
坂上に設置された献花場だけで約2万6千人が献花したという。

ちなみにデジタル献花は、27日だけで33万人を突破したという
(30日まで延長したので最終的にはもっと多いだろう)。

安倍元首相が国政選挙で6連勝(!)した「人気」を彷彿とさせる
ものだった?



9:18


9:33 あざみ野ガーデン


9:39


9:41 お握りを買う。


9:46 あざみ野


10:21 半蔵門着


10:21


10:23


10:23


10:25


10:26


10:27


10:28 左は花屋さんに並んでいる列


10:29


10:30


10:33


10:33


10:38


10:41


10:42


10:51 左は最後尾を目指す人たち


10:52


10:56


11:00 トイレ


11:03


11:07


11:07


11:09 英国大使館前


11:10


11:12 このあたりから4列に


11:13


11:14 千鳥ヶ淵


11:15 ふたたび2列に 静かに警察官の誘導に従う。


11:16


11:16  千鳥ヶ淵警備派出所


11:18


11:19


11:20 千鳥ヶ淵戦没者墓苑


11:20


11:22


11:24


11:25


11:25


11:26


11:27


11:27


11:27


11:30


11:33 
このあたり、一人の警察官が「すみません、すみません」と列を
横切る際にけつまずき、転びそうになる。周りにいた人たちが一
斉に「わあ~、大丈夫?」と声を上げる。


11:37 岩手県警


11:37


11:39


11:41


11:41


11:42 ペットボトルを出してスタンバイ


11:44 検問所 「ご協力有難うございます」とまことに丁寧。


11:45 検問所を通過。


11:45


11:48


11:49


11:49 交代の警察官が出てきた。


11:50


11:51 お濠も警備中


11:51


11:53 メディアが集まっている。お疲れ様です。


11:53 いよいよ一般献花場


11:53


11:54


11:55


11:55


11:57


11:57


11:58 メディアの取材場所


11:58 こちらはテレビ朝日が中継中?


11:59


12:00 流れの先には、靖国神社、九段下


12:01


12:02 大村益次郎の像


12:02


12:03


12:03


12:06


12:12
このあたり、若者3人(大学生?)が「安部談義」。
「外交は評価するネ」
「アベノミクス、三本の矢はもう一息?」


12:15


12:16


12:16


12:17


12:17


12:18


12:21


12:28


12:35 遅々として進まない。


12:43


12:45


12:47 おじぎをする人


12:47


12:49 昔、帰りに後ろ向きでおじぎしたことがあった(笑)。


12:51


12:52 @500円


12:58 暑い日で日焼けした。


12:58
後期高齢者らしい女性が、50代の女性に盛んに勇ましい意見を。
「日本は自分の国は自分で守らなきゃ。きちんと憲法改正して。
わたしゃ、日本の行く末が心配で心配で」



12:59


13:02


13:04


13:04 「田中支隊忠魂碑」


13:04


13:05


13:06


13:07


13:08 国葬会場入口 近づけない。


13:08 同上


13:09


13:10 「安倍国葬阻止!」のデモ隊


13:10 
デモ隊を双眼鏡で見ると、政党系労働組合と高齢者が多い。
(全学連はもういない?)
「改憲・戦争の岸田を倒せ」はどさくさ紛れのナンセンス?


13:11


13:11 一般大衆(言い換えれば野次馬?)も集まってきた。


13:12


13:12


13:12


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13:16


13:17


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13:18


13:18


13:21


13:21


13:23


13:24


13:24


13:30


13:31


13:32


13:33


13:33


13:34


13:34


13:37


13:37


13:38


13:38


13:40


13:41


13:43


14:21


14:21


14:29


14:37


14:51 友人代表菅さんのすばらしい弔辞


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