引き続き本棚を整理中。
現在、戦後生まれは8割を超えている。昭和20年生まれは、今年74歳
だ。
私がこの10年に買った、昭和史関連の新書の著者(大学教授)も「戦
後生まれ」で、かつ私より若い。
これからも続々といい学者が登場することだろう。
左から
1.井上寿一(S31、1956-)『昭和の戦争』(講談社現代新書、H28[2016])
2.古川隆久(S37、1962-)『昭和史』(ちくま新書、H28[2016])
3.服部龍二(S43、1968-)『広田弘毅』(中公新書、H20[2008])
いままでに当ブログでコメントしていなかった?
1.昭和3(1928)年の張作霖爆殺事件から昭和20(1945)年までの
17年間を20人ほどの「日記」(史料)から浮かび上がらせる。井上
先生ならではの着眼点?
★×5.
2.浜口内閣の「金解禁」の説明が分かりやすい。
「満州事変前夜」の状況(「満蒙問題」)に記述がないのはバランス
を欠いている?
戦後の昭和史の評価は難しいかもしれないが、少なくとも何があった
かということは参考になるかしらん。
★×4.
3.広田弘毅の実像に迫る。城山三郎の『落日燃ゆ』は「過度に同情的」。
弘田外相(当時)と南京事件とのかかわりも記載されている(当時
の外務省東亜局長は『外交官の一生』の石射猪太郎。p184-185)。
★×5.
<参考>
遠山、今井、藤原『昭和史 新版』(岩波新書、S34[1959])
唯物史観の影響を受けている本である。予備校時代に読んだ。
「原爆投下につづいて、8月8日の深夜、ソ連は、連合国の求めにより
戦争の終了を促進するためとの理由で、対日宣戦を布告し、翌日未明
からいっせいに満州に侵入した」(p239)という記述はあるが、
「日ソ中立条約を侵犯して」とか「戦後、ソ連軍に降伏した日本兵ら
約60万人がシベリアやモンゴルなどに連行され、強制労働に従事させ
られ、約6万人が死亡した」という重要な事実には触れられていない。
もしかしたら、かつては「日教組」推薦図書??(個人的憶測)
今となっては、せいぜい★×3かな。
ご参照→こちら。
* * *
8/18(日)、「NEC軽井沢72」をスコアを付けながら視聴。
穴井がこの日-7でTotal-14でフィニッシュ。渋野(-14)を待ち受け
る(渋野は16番ロングのパーが痛い)。
渋野は17番(Par3)ロングパットを2パットでナイスパー(T.-14)。
土壇場でイ・ミニョン(韓国)が3連続バーディー-14で上がる。
(そういえば、最近イ・ボミが元気ない??→こちら)。
この時点でトップ-14が3人。
18番、渋野が4mほどにパーオン。1パットなら優勝だが、1stパット
はかなりオーバーのピンチ。濱田バーディーならず-13で終わる。
渋野バーディーを狙って、3パットで-13。プレーオフに加われず。
プレーオフ;イ・ミニョン3パットで、穴井3年ぶり優勝。
穴井 詩の名前「らら」(!)は読めない。
最後は3パットとなったが、渋野は相変わらずパットが上手い。構えた
らパットはパッと打つ。
余談だが、今回の渋野のキャディーさんは軽井沢72の方だった?
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