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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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東響 東京オペラシティシリーズ第53回(1)

2010-02-10 05:09:58 | 音楽
2月7日(日)は前日の新日フィルに続いての東京交響楽団定期演奏会。「連チャ
ン」はきつい。初台のオペラシティには早く着いたので、ドトールで一服。ここの
ドトールは狭いが、味、値段に変わりはない。その後、TOC2階のくまざわ書店
で暇をつぶす。ここは音楽関係等特色があってなかなかいい。指定券だが、開場
5分前には入口に並んだ。

珍しく当日券の販売はなし。ただいま売り出し中、というよりは既に売れている、
若手ピアニスト河村尚子さん人気ではないだろうか。河村さんは、ウィキペディア
によれば1981年生まれ、5歳で渡独。ハノーファー国立音楽芸術大学在学中の
06年にミュンヘン国際コンクール第2位受賞。07年にはクララ・ハスキル国際コン
クールで優勝。なるほどほぼ満員だった。

<プログラム>
1.モーツァルト ピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」
 ピアノ;河村尚子
2.オルフ 世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」
 Sop.吉原圭子、Ten.高橋淳、Bari.高田智宏
 児童合唱;横須賀市芸術劇場少年少女合唱団(合唱指揮;武田雅博)
 混声合唱;東響コーラス(合唱指揮;安藤常光)


1.モーツァルト ピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」
K.271については→こちら
20歳の頃に作曲したピアノ協奏曲の中では技巧性、芸術性が高いとされている。
この曲を献呈した女流ピアニスト、ジュノムの技巧が優れていたためのようだ。

さて河村さんはモーツァルト21歳の作品という意味でも含め、若々しい--文字
どおりフレッシュな演奏を披露してくれた。私はこの曲を聴くのが初めてだったが、
曲自体も好きになった。終わるやいなやブラボーの嵐となった。東響は対向配置
による演奏。見事なサポートの協奏ぶりとなった。

静まり返ったアンコール。初めて聴く曲で、分散和音からフランス物かしらんと思い
ながら聴いていたが、R.シュトラウス「ひとりぼっちの泉で」というものだった。

河村さんは今後もオーケストラとの協演が続くでしょう。


この続きはまた明日。



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