人生ブンダバー

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11/26 東京シェーネシュティンメンコーア第4回定期演奏会

2017-12-03 05:00:00 | 音楽

11月26日(日)、志木の墓参会より晴海トリトンスクエア第一生命ホ
ールの演奏会へ回る。東京シェーネシュティンメンコーア第4回定期
演奏会だ。

東京シェーネシュティンメンコーア合唱団は、平成16(2014)年2月、
小松英典教授を音楽監督として結成された合唱団だ。
これまで第1回モーツァルト&フォーレ「レクイエム」、第2回ブラーム
ス「ドイツ・レクイエム」(→ご参照)、第3回ロッシーニ「ミサ・ソレンネッ
レ」(→ご参照)を演奏している。ブレーメン国立音楽大学教授小松英
典、宇都宮短期大学音楽科客員教授城守香両氏が中心的に指導に
当たっている。

お客様の入りも演奏会ごとにクレッシェンド。かなり入っていた。

<プログラム>
第一部
《女声二部合唱》木下牧子作曲『月の角笛』より
1.うぐいす
2.夕顔
指揮;小松英典 pf.浅羽美奈子

《独唱》原詩;ヘイドゥク/作曲;ドヴォルザーク
3.我が歌よひびけ
4.我が母の教え給いし歌
Alt.城守 香 pf.森川由美子

5.主よ、私の叫びをお聞きください
6.主よ、あなたに新しい歌を
Bari.小松英典 pf.森川由美子
--休憩--

第二部
ドヴォルザーク作曲『スターバト・マーテル』
1.悲しみの聖母は(四重唱と合唱)
2.涙しないものがあろうか(四重唱)
3.さあ、愛の泉である聖母よ(合唱)
4.わが心を燃え上がらせよ(バス独唱と合唱)
5.わがためにかく傷つけられ(テノール独唱と合唱)
6.我にも汝とともに涙を流させ(テノール独唱と合唱)
7.最も高潔なる処女の中の処女よ(合唱)
8.キリストの死に思いを巡らし(ソプラノとテノールの二重唱)
9.炎と業火から(アルト独唱)
10.肉体は死して朽ち果てるとも(四重唱と合唱)

Sop.;髙橋絵理
Alt.;城守 香
Ten.;加藤耕一
指揮、Bari.;小松英典
pf.;田中悠一郎
合唱;東京シェーネシュティンメンコーア


以下、いつもながらつたない「感想」にご容赦を・・・・・・

第一部
《女声二部合唱》木下牧子作曲『月の角笛』より
1.うぐいす
2.夕顔
指揮;小松英典 pf.浅羽美奈子

         ------------------------

月島からのんび~りと一眼レフ撮影を行い、開演時刻を30分間違え
て第一生命ホールに到着。プログラム1と2は聴きのがしてまった(涙)。

係に案内されて座席に着いた時は、2が終わり、小松さんが「今日は
出血大サービス!字幕付きです」とお話しているところであった(小松
さんは男っぽいというかフランクなお話しぶり)。

《独唱》原詩;ヘイドゥク/作曲;ドヴォルザーク
3.我が歌よひびけ
4.我が母の教え給いし歌
Alt.城守 香 pf.森川由美子

ワグネルOBで(男声合唱版を)歌ったばかりだからいくらか知った曲
だ。--歌った曲とそうでない曲は理解レベルが違うかな?
城守さんは、なんといえばいいのか、強い、芯のあるアルトだ。アルト
で聴く『ジプシーの歌』もまったくいいものだ。

5.主よ、私の叫びをお聞きください
6.主よ、あなたに新しい歌を
Bari.小松英典 pf.森川由美子

小松さんの声は、大好きだ。フィッシャー=ディースカウを少し彷彿と
させるppもすばらしい。一音一語にまったくムラがないのもすばらし
い。

--休憩--
サンドウィッチとコーヒー(合計900円)で、外を見ながら、急ぎ昼食と
する。

第二部
ドヴォルザーク作曲『スターバト・マーテル』
第二部はドヴォルザークの大曲。演奏時間は90分以上でCD1枚に
は収まらない。
この曲は最近しばしば演奏されるが、一度聴いてみたかった。

この機会に改めて調べたが、「スターバト・マーテル」は、13世紀の
カトリック教会(--宗教改革以前のキリスト教は、当然、カトリック
のみだ。)で生まれた聖歌というか詩だ(知らなかった~)。(有難い
?)ラテン語で書かれている(→こちら)。

ほぼその段落ごとに作曲したしたのが、ドヴォルザークの『スターマ
ト・マーテル』だ。無論、ドヴォルザーク以外にもいろいろな作曲家が、
これをテキストにして作曲している。

今回の合唱団メンバー構成はプログラムを参照すると、
Sop.;21人
Alt.;15人
Ten.;6人
Bass;4人
合計;46人
だ。

1.悲しみの聖母は(四重唱と合唱)
長い前奏。小松さんは指揮棒は持たないが、オケを振るような指揮
ぶり。コーラスが一斉に立ち、静かに「スターバト マーテル ドロロ
ーサ」と入ってくるところはゾクゾクする音楽だ。音楽が盛り上がり、
人数の増えたSop.パートも思い切ったというかお腹からの fとなる。

Ten.ソロ(加藤さん)がひとしきり歌い、Sop.ソロ(髙橋さん)は第一
声から惹きつけられる。Bassパートから前へ進みソロを歌う(森さん
?)、Alt.ソロも加わり、「悲しみの母」を歌う。
小松さんは大変エネルギッシュな指揮。--と、この調子で書いてい
くと、字数制限(3万字)にかかりそうだ。

2.涙しないものがあろうか(四重唱)
pf.への指揮をしながら小松さんはBari.ソロへ。小松さんは無論、
声にムラがない。四重唱のアンサンブルがすばらしい。

3.さあ、愛の泉である聖母よ(合唱)
小松さんの指揮は、正統的というか、声をしっかり出させる合唱だ。
いわゆる「盆栽型」というか、表面をきれいにしたものとは違う。「ド
ヴォルザークの悲しみ」も伝わってくる。

4.わが心を燃え上がらせよ(バス独唱と合唱)
小松さんのソロ--「鼻腔共鳴」を思い出させる、いい声だ。歌い終
わりに合唱の指揮へ。そしてまたソロへと大活躍(P.シュライアーば
り?)。

5.わがためにかく傷つけられ(テノール独唱と合唱)
小松さんは、合唱Sop.パートへ向かって右手を突き出すかのような
指揮(ちょっと木下保先生が男声合唱のTop.に指揮する様を思い出
す)。合唱はやや幅広い年代層が一体となって頑張っている。

6.我にも汝とともに涙を流させ(テノール独唱と合唱)
(会場で大きなクシャミが入るが)このあたりに来ると「キリスト教的世
界」にどっぷりつかる気分だ。ピアノ伴奏もすばらしい。

7.最も高潔なる処女の中の処女よ(合唱)
合唱は、ここで求められる、音程、legato唱法ともに練習の成果が
出ているかのようだ。

8.キリストの死に思いを巡らし(ソプラノとテノールの二重唱)
Ten.ソロも熱演だが、Sop.ソロがすばらしい。--髙橋絵理さんは
私は不勉強で知らなかったが、すでに二期会オペラ等で活躍中、こ
れからますますファンが増えるだろう。

9.炎と業火から(アルト独唱)
城守さんは自然なヴィブラートで歌っていく。喉が開いているのが分
かる。ここでも伴奏が上手い。

10.肉体は死して朽ち果てるとも(四重唱と合唱)
「栄光の天国」は、満を持した、渾身の合唱。重心を低くしたSop.パ
ートの ff(魂の叫び?)がすばらしい(これ、これっ)。この曲のピーク
というか最強音だ。続くアーメンコーラスの「迫力」に圧倒される。最
後は後奏が続き、静かに演奏がストップ。
5秒ほど過ぎたところでパチパチと拍手を待ちきれない人がいた。さ
らに10秒ほどして盛大な拍手とブラボーが来た(私のスピントブラボ
ーは録音に入ったかしらん[笑])。
気がついた時は、演奏が始まって1時間15分(強)が過ぎていた。

拍手が続く中、アンコールの雰囲気。小松さんが合唱団に向かって何
やらブツブツ。ソリストはイスに座ったまま、混声合唱が演奏された。
はたして曲は何だったのだろう。


その後は合唱団の最後の一人が退場するまで温かい拍手が続いて
いた。



プログラム
主催;ドイツ歌曲普及研究会
協賛;(株)富士薬品
後援;薬師寺
協力;神戸カンマーコーア/埼玉第九合唱団

<第5回の新規団員も募集中!来年も秋に定期演奏会を開催予定>




11:48 志木駅プラットホーム プラッと来たわけではない。


11:50


11:50


11:59 和光市駅から地下鉄に


11:59


12:06 東京メトロ有楽町線


12:56 月島着


12:59


13:01 朝潮大橋へ



★(一眼レフ9000Dを使用)


★ なかなかの写真スポット ウォーターフロント?






13:08


13:11


13:12 「黎明寮」 人の気配がないが、もしかしたら「廃墟」??
(間違っていたらゴメンナサイ)。


13:13 東京都立晴海総合高等学校


13:14


13:15


13:16


13:16


13:17 朝潮橋














13:21


13:22


13:24





13:29 


13:33









13:33


13:34


13:34


13:39 しまった!14:00開演ではなく、13:30開演だった。



14:02 休憩中 Pause


14:04



15:47 終演直後のステージ


15:50 お開き


15:52


15:54


15:55 出口で渋滞中 出演者とお客様が面会?


15:57





16:02








16:05


16:07 東京ビッグサイト行


16:08


★ 勝鬨橋方向


16:09


16:11


16:17


16:35


16:41 青山一丁目


16:42


17:13 あざみ野着


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2 コメント

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無題 (アンディーパパ)
2017-12-03 11:37:18
9000Dは色彩が素直で自然な印象。(PCでの加工がされていない前提で)
メーカー毎にポリシーがあるのでしょうか。
マイSonyは発色が人工的。(良く言えばVividか?)
ヨドバシカメラに聞くとFujiのカメラはフィルム
メーカーだけあって発色が素晴らしいそうです。
見比べた事は有りませんが。(笑)
今後の9000Dワールドに期待❗️
返信する
Re;無題 (katsura1125)
2017-12-03 12:44:17
アンディーパパさん、早速のコメント有難うございます。
セミプロの方は、きっと「色」に、したがってメーカーにこだわりがあるんでしょうね~。私はキヤノンにするかニコンにするか、迷いましたが、私のレベルではどちらでもよかったか?(笑)
返信する

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