人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

安保徹『病気は自分で治す』(新潮文庫)

2009-07-29 05:05:37 | 読書
本のタイトルは出版社がつけるので誤解を与える場合がある。「病気は自分で治
す」も同様で、これがすべてとなると医者はまったくいらないということになって
しまう。

ということで、今までは本書を無視していたのであるが、先日書店でパラパラっと
読んだら<なかなかいいこと>が書いてあるので購入した。著者は免疫学のお医者
さんである。


「病気から逃れるための12ヶ条」(p152)
1 顔色が悪い、手足が冷たい、疲れやすい、便秘などの不調がないか。
2 働き過ぎ、やり過ぎの生き方が続いていないか。
3 真面目、がんばりすぎなどの性格がないか。
4 心の悩み、心配事がないか。
5 無気力、日中でも眠い、姿勢が悪い、などがないか。
6 肥満、運動不足がないか。
7 食べ物に注意しているか。
8 長いこと薬を飲んでいないか。
9 睡眠時間が短くないか。
10 甘い物、冷たい物、辛い物などを摂(と)り過ぎていないか。
11 変な習慣、癖に迷い込んでいないか。
12 感謝の気持ちで生きているか。


交感神経と副交感神経のバランスが大切である。ストレスは交感神経緊張状態をも
たらす。交感神経緊張状態に陥ると、食事の時間が短くなったり、寝違えやこむら
返りを起こしたりする。ストレスが慢性化し、40代、50台に突入するとパーキンソ
ン病やガンが発症してくる。
・・・・・・99%の仮説だとしつつも、傾聴すべき説ではないだろうか。(--個人の自
由だが。)

上記12にしても、不満を持ち、始終ブツブツ言っているよりは、生きている幸運に
感謝し、「有難うございます」を繰り返すほうが健康にいい(のではないだろう
か。)


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