人生ブンダバー

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6/13 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オケ特別演奏会--懐かしの名曲と映画音楽

2015-06-15 05:00:00 | 音楽

6月13日(土)、新百合ヶ丘の昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
で、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ特別演奏会「オーケストラ
で聴く懐かしの名曲と映画音楽」を聴いた。

親しみやすく、理屈なしに楽しめる演奏会だった。

<プログラム>
第1部
1.イッポリトフ=イワノフ
 組曲『コーカサスの風景』より「酋長の行列」
2.ケテルビー
 ペルシャの市場にて
3.ヴォルフ=フェラーリ
 歌劇『マドンナの宝石』より第1間奏曲
4.グローフェ
 組曲『グランドキャニオン』より「山道を行く」
5.ボロディン
 歌劇『イーゴリ公』より「ダッタン人の踊り」
--休憩--
第2部
1.「80日間世界一周」
 ピアノ;佐山雅弘
 サクソフォン;江澤茜、ウッドベース;瀬田川貴、ドラム;荒川諒
2.「風と共に去りぬ」より タラのテーマ
3.「ゴットファーザー」より 愛のテーマ
 ピアノ;佐山雅弘、ウッドベース;瀬田川貴
4.「シェルブールの雨傘」
 ピアノ;佐山雅弘
 サクソフォン;江澤茜、ウッドベース;瀬田川貴、ドラム;荒川諒
5.「戦場にかける橋」より クワイ河マーチ
6.「アラビアのロレンス」
 ピアノ;佐山雅弘
指揮;柴田真郁
コンサート・ミストレス;巖崎友美
管弦楽;テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ


以下、いつものことながら、つたないコメントを・・・・・・。

定刻14時にオケが入場。
テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オケはコンサート・ミストレスが最後に入場
するまで、全員が自分の席で正面を向いて立っている。座るのは、コン・
ミスがお辞儀をしてからだ。まことにいつも礼儀正しくて、気持ちがいい。
オーケストラの弦は、10型でコントラバスは4本だ。

第1部
1.イッポリトフ=イワノフ
 組曲『コーカサスの風景』より「酋長の行列」
 この日の曲はいずれも中学校の音楽鑑賞で聴いたことがあるようなも
 のばかり。出だしのピッコロが気持ちいい。タンバリンなども大活躍。
 テンポ感も速からず遅からずGood!大いに盛り上がる。
 曲と曲の間には、柴田さんの解説が入る。

2.ケテルビー
 ペルシャの市場にて
 「合唱部分を皆さんも歌ってみましょう--バークシーシ、バークシー
 シ、アーラー。バークシーシ、バークシーシ、エンプシー」。柴田さんの
 リードに合わせて、全員合唱の練習。
 曲はドラからまたもピッコロ。全員合唱も意外と遅れなかった。音楽に
 親しんでいる方が多かった?

3.ヴォルフ=フェラーリ
 歌劇『マドンナの宝石』より第1間奏曲
 これも1回は聴いたことのある曲。まことに抒情的なメロディーだ。

4.グローフェ
 組曲『グランドキャニオン』より「山道を行く」
 ラバが山道を行く足音は、(本物の)ココナッツ・シェルという打楽器が
 使われていた。本物を使うのは珍しいという。

5.ボロディン
 歌劇『イーゴリ公』より「ダッタン人の踊り」
 オーボエの奏でる主旋律に、これこれっ。曲想がどんどん変化する。
 タンバリンが効いている。

--休憩--

第2部
1.「80日間世界一周」
 ピアノ;佐山雅弘
 サクソフォン;江澤茜、ウッドベース;瀬田川貴、ドラム;荒川諒
 「兼高かおる世界の旅」のテーマ音楽。途中から、一転、ジャズ風のア
 レンジに。佐山さんはやや小柄な身体全体で音楽を表現している。ピ
 アノが(当たり前だが)お上手!(音が汚くない)。
 サックス、ベース、ドラムの奏者は、いずれも昭和音大の卒業生。ジャ
 ズを聴きたくなった。佐山さんと柴田さんのトークで進行する。

2.「風と共に去りぬ」より タラのテーマ
 アメリカ南部の大地がスクリーンに現れる。
 佐山さんも柴田さんも国立音大だという。佐山さんはピアニストと同時
 に作・編曲家、音楽監督として活躍している。柴田さんは、声楽科出身
 から指揮者に。藤原歌劇団や東京室内歌劇場で研鑽を積み、渡独。
 管弦楽、オペラに活躍の舞台を広げている。

3.「ゴットファーザー」より 愛のテーマ
 ピアノ;佐山雅弘、ウッドベース;瀬田川貴
 ニーノ・ロータ(伊、1911~1979)はいいですね~。本人は、クラシッ
 クの作曲家だと言っていたという。

4.「シェルブールの雨傘」
 ピアノ;佐山雅弘
 サクソフォン;江澤茜、ウッドベース;瀬田川貴、ドラム;荒川諒
 作曲者のミシェル・ルグラン(1932~)はいまだ存命中のようだ。

5.「戦場にかける橋」より クワイ河マーチ
 「戦場にかける橋」は、昭和32(1957)年に母と日本封切りを観た。小
 学1年生だった。泰緬鉄道のクウェー川にかける橋にイギリス人捕虜を
 動員するストーリーである。家内と娘はタイ旅行でこの橋を観に行った。
 子どもの私はこの映画を観て以来、「クワイ河マーチ」が1年以上頭の
 中で鳴っていた。
 「オケ・ピアノ」は合っていると聴こえない、間違っていると聴こえる。また
 クラシック奏者は楽譜さえ渡せばなんでも弾いてしまう(佐山さん)という
 お話はおもしろかった。

6.「アラビアのロレンス」
 ピアノ;佐山雅弘
 ティンパニの連打で始まる。タンバリンも活躍。タンバリンの奏法って
 いろいろあるものですね~。ビックリ!

オーケストラも第2部の方がより乗っていたかな?

いずれにしても映画音楽は親しみやすい。マーラーの時代からハリウッ
ドの映画音楽へと発展していったといえるかしらん。


アンコールは、8分ほどの
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番K.467 第2楽章Andante
ピアノはむろん佐山さん。

この次は、佐山さんのライブを聴きに行きたくなった。

16:27終演


プログラム



新ゆりアートパークスは芝生の公園





文字どおり新ユリ



昭和音楽大学創設者下八川さんの像と


この日は入場者数が多かった。--年配者と学生さん。





第1部のステージ




休憩中


休憩時間のコーヒーブレイク リーズナブルな250円


第2部のステージ ピアノが中央に置かれている。


終演後 学生の集団もあった。


終演後は、家内と新百合ヶ丘の「とり一」で一杯。



新百合ヶ丘バスターミナル


「とり一」


山形県の超辛口「洌(れつ)」 150ccでちょうどいい。





クリーミーな豆腐


豚のレバー





輪郭で分かるかな(笑)。


焼き鳥


焼きおにぎり


にぎわう店内



「第30回麻生(あさお)音楽祭」











新百合ヶ丘駅


パン屋さん 「HOKUO」


「はらドーナッツ」


大行列のバス乗り場


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4 コメント

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Re;mixi日記 (katsura1125)
2015-06-16 20:41:23
かなり以前からコツコツとアップされていますね~~。

SIRANOさんもおやりになっては??
返信する
mixi日記 (SIRANO)
2015-06-16 10:21:00
minorerさんのmixi日記を初めて知りました。これで仕事時間中の持て余した暇が大いに解消されそうで嬉しく思います。
返信する
Re;マサちゃん’ズ (katsura1125)
2015-06-15 20:09:35
ビックリ!長い「付き合い」ながら、全然知りませんでした(笑)。

家内が(佐山さんは)ピアノがうまい、うまいと言っていましたが、minorer氏もそうと知り、よろこんでおります(笑)。

返信する
マサちゃん’ズ (minorer)
2015-06-15 16:21:38
何を隠そう、二十数年来の佐山マサちゃん’sファンです
2005年11月のmixi日記をご参照
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1506494&id=50386579
ジャズのライヴには数えきれないほど足を運びましたし
クラシックを弾いた(ゴールドベルク変奏曲)のを聴いたこともあります
次回のCD観賞会でお勧めを聴いていただきましょうか
返信する

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