新潮新書が創刊5周年を迎えた。5周年記念の一冊として、気鋭の評論家福田和也氏
(慶應義塾大学環境情報学部教授)の『日本の近代』が出版された。
日本の近代は、1853年のペリー来航とともに始まるが、本書は前近代の江戸時代後
半からかなりのスペースを割いて、評価的に書き始めている。大きくいえば「司馬
史観」と類似しているが、ところどころに著者一流の「物の見方」を垣間見ること
ができるのではないだろうか。
(慶應義塾大学環境情報学部教授)の『日本の近代』が出版された。
日本の近代は、1853年のペリー来航とともに始まるが、本書は前近代の江戸時代後
半からかなりのスペースを割いて、評価的に書き始めている。大きくいえば「司馬
史観」と類似しているが、ところどころに著者一流の「物の見方」を垣間見ること
ができるのではないだろうか。
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