高校時代まであまり読書をしなかった。
中学1年の国語の時間にYという女の先生に
「『次郎物語』を読んだ人は?」
と訊かれ、かなり多くのクラスメイトが手を挙げた。
私は、実は『次郎物語』を読んでいなかったのだが、自分のミエからつい
手を挙げてしまった。(当時、私は三重(ミエ)県に住んでいた[笑])。
優しかったY先生は、私に
「次郎の、どの時代がおもしろかった?」
「う~ん」
と考え込む私に、先生は
「やはり少年時代?」
と助け船を出してくださった。先生は、私が読んでいないことを見抜かれ
たのかもしれない。今でも、それを思い出すと恥ずかしい。
中学2年になった時に、NHK TVで『次郎物語』の放送があり、いつも
視ていた。
次郎役は、私の一つ年長の池田秀一さん、父親役は久米明さんだった。
『鶴瓶の家族に乾杯』で久米明さんのナレーションを聴くといつも『次郎
物語』の父親役を思い出す。
それから5年後の浪人時代に、初めて新潮文庫版の『次郎物語』を買っ
て読んだ。
読みだしたら止まらなかった。
19歳になって、初めて『次郎物語』を読んだなどとは、他人にいうのも
(ブログに書くのも)恥ずかしいのだが、19歳で読んでよかったと思って
いる。
落ち着いたら、あらためて再読したい。
中学2年だった時(東海道新幹線開通、東京オリンピック開催)から、
今年は50年になる。
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これまた池田秀一さんで、どうもこの二作品がごっちゃになります
両方ともビルドゥングスロマンで共通しているし
恥ずかしながら両方とも映像だけで原作を読んでいないということで
共通しております
話題がそれますが、私の亡父は久米明氏に風貌が似ておりました
久米氏が今なお「家族に乾杯」のナレーターとしてご健在なのは
私にとって何かうれしいことであります
東海道新幹線50周年、ちょうど某社のぽん酢も50周年です。福岡で水炊きを食べてヒントを得たようです。食品にはロングセラー商品が多いです。
ダークダックスのステージ、譜持ちと聞いてどうも緊張感が足りないようです。
久米明さんは、Wikiによれば、御年90歳。大変なキャリアの方なんですね~。
お酢は、歴史が古いんですね~~。酒粕から作られたお酢から庶民の江戸前寿司ブームになった?知りませんでした。