3月14日(日)、いい天気で日中はコートがいらない日だった。県立音楽堂でかな がわヴォーカルアンサンブルコンテストが開催されたので、初めて聴きに行ってき た。略して「アンコン」は今年12回目。このコンクールは、全日本合唱コンクール の「新増沢式採点法」とは違い、4つの観点について25点満点で採点して、その 合計--つまり100点満点で得点を競うもののようである。 . . . 本文を読む
昨年は市川雷蔵没後40年。12月から2月まで角川シネマ新宿で「大雷蔵祭」が開か
れ100作品が上映された。雷蔵は昭和6(1931)年生まれ、生後6ヶ月で歌舞伎俳優
市川九団次の養子になる。昭和29(1954)年、大映映画「花の白虎隊」で映画デビ
ュー。昭和44(1969)年、ガンのため37歳で亡くなった。 . . . 本文を読む
13日(土)、比較的暖かな一日。スプリングコートを着て錦糸町へ出かけた。新日
フィル定期トリフォニー第2日である。錦糸町ドトールのアメリカンとスイートポ
テトで一服。1時40分に会場に入る。地味なプログラムのせいか、すみだトリフォ
ニーの1階はそれほど混んでいなかった。 . . . 本文を読む
[3月3日の本ブログでご紹介した角田房子さんが1月1日に亡くなっていたとの訃報
が今朝の新聞に載っていた。95歳だった。同じ訃報欄には「越山会の女王」佐藤昭
子(81歳)、月城彰子(岩井半四郎の妻、89歳)も。]
いい本である。シェイクスピアの本を子供向けに紹介したものだが、大人も楽しめ
るだけに新潮文庫入りしたのだろう。 . . . 本文を読む
「団塊の世代」マーケットの商品がある。新潮文庫3月の新刊『左腕の誇り 江夏
豊自伝』もその一つである。私は、野球「選手」としては、長嶋、王の「ファン」
だったが、江夏には魅力を感じている。テレビで観た、オールスターの9者連続三
振、広島対近鉄の日本シリーズ「江夏の21球」は生涯忘れないだろう。(--その
時は西本監督の近鉄を応援していたのだが。) . . . 本文を読む
タワーレコード「さよならフィリップス・レーベル」バーゲンで、3枚組1,690円
で見つけたものである。内田光子のピアノもさることながら、クルト・ザンデルリ
ンクの指揮がすばらしい。 . . . 本文を読む
読みたかった単行本が文庫になると「待ってましたっ」と声を掛けたくなる。平成
19(2007)年に単行本として発売になった『盗聴 二・二六事件』(文藝春秋刊)
が2月の新刊として文庫入りした。 . . . 本文を読む
マーラー生誕150年である。トーマス・マンの『ヴェニスに死す』を原作とした、
ルキノ・ヴィスコンティ監督の同名の映画に使用された音楽がマーラーの交響曲第
5番第4楽章アダージェットだった。 . . . 本文を読む
この2月、厳密には10日は福永陽一郎先生の没後20年だった。それを「記念」し、
このたび法政アカデミー合唱団のOGである鎌田さんが『CONDUCTOR 福永陽一
郎』を出版された。 . . . 本文を読む
3月4日木曜日、私は初めての幡ヶ谷アスピアホールにおいてOB合唱団の練習。京
王線は幡ヶ谷駅を降り、ウロウロしていたら先輩の姿を見かけ、後ろから付いてい
く。練習会場に入ると、どなたか先輩が私の足元を指差すので何かと思ったら、私
だけ土足で上がってしまっていた(赤面!)。 . . . 本文を読む
書棚を整理していたら古い本が出てきた。小泉信三の『読書雑記』である。今はな
い、潮文庫のものである。購入は昭和46(1971)年9月8日。
小泉信三は昭和20年の大空襲(5月25日のものであろう。)で顔面と両手に大火傷
を負い、病院に運び込まれた。 . . . 本文を読む
おもしろかった。本書は平成9(1997)年の日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し
ている。著者中丸 美繪(よしえ)さんは慶應大・文学部卒。妹はソプラノ歌手の
中丸三千繪さんである。
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[本日は桃の節句。3月3日。5月5日、7月7日、9月9日。みな節句である。]
角田(つのだ)房子は大正3(1914)年生まれ、今年96歳になる。代表作は新田次
郎文学賞を受賞した本書のほか『閔妃暗殺―朝鮮王朝末期の国母』(新潮文庫、新
潮学芸賞受賞)等。 . . . 本文を読む
「18世紀オーケストラ」、古楽器によるLIVE演奏である。さばさばした、薄い響き
だ。指揮者ブリュッヘンは演奏前に徹底した練習を行い、7年の歳月をかけてベー
トーヴェンの交響曲全集を完成した。 . . . 本文を読む