勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル / Mission: Impossible - Ghost Protocol

2011年12月18日 | 洋画(アメリカ系)
トム・クルーズのミッション:インポッシブルシリーズ第四弾。

いつもながらに思うんですが、IMFって、諜報機関としての体をなしていないと思います。いつもは、自分の組織内に裏切り者が居るわけですが、今回はそれ以上に、その存在意義が問われることに。って言うか、結局“ゴースト・プロトコル”が発動されて、IMF事態が抹消されてしまうんですけどね。自らの身を守れない諜報機関って、何なんですかね?存在意義が無いと思います。

何と言っても、世界一高い超高層ビル『ブルジュ・ハリファ』の窓を登るシーンで、トム・クルーズがスタントを立てずに自ら窓をよじ登ったと言うのは、必見。って言うか、スゴすぎ。

舞台が、モスクワ、ドバイ、ムンバイと移り変わるのは、いまの世界経済を象徴しているような気がしますね。間違っても、トウキョーは出てこないですね。

でも真面目な話、ロシアから核関連の物質が流出しているというのは、結構洒落にならない話です、流石に核ミサイル発射コードは『まだ』流出していないと信じたいですが、プルトニウムとかは流出しているとも言いますからねぇ。

流石に4作目ともなると、過去の作品などへのオマージュとも思える所が数々出てきます。ブラントの空中に浮くシーンは、過去のイーサンの宙吊りへのオマージュですよね?

興行的な事を気にしたのか、若干、派手な割には中身が薄い気もしますが、この手のアクション作品が昨今少ないので、結構見応えはあります。

タイトル ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル / 原題 Mission: Impossible - Ghost Protocol
日本公開年 2011年
製作年/製作国 2011年/アメリカ
監督 ジョナサン・レヴィン
出演 トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ポーラ・パットン(ジェーン・カーター)、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)、ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)、ミカエル・ニクヴィスト(カート・ヘンドリクス)、ウラジミール・マシコフ(アナトリー・シディロフ)、ジョシュ・ホロウェイ(トレヴァー・ハナウェイ)、サムリ・エデルマン(ウィストロム)、アニル・カプール(ブリッジ・ナス)、レア・セイドゥ(サビーヌ・モロー)、トム・ウィルキンソン(IMF長官)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)、ミシェル・モナハン(ジュリア・ミード)

[2011/12/18]鑑賞・投稿