勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

メン・イン・ブラック3 (3D) / Men in Black III

2012年05月27日 | 洋画(アメリカ系)
月面に設置されている凶悪エイリアン用刑務所で脱獄事件発生。JとKは捜査を開始するが、ある日突然Kが失踪。しかも、だれもKの存在自体を知らないという自体に・・・。歴史が改ざんされたと言う事を知ったJは、歴史を元に戻すために過去にタイムジャンプを行う。

昨日メン・イン・ブラックがテレビ放送されていたのを見た勢いで(いや、元々見に行くつもりだったけど)映画館にGO! シリーズ初の3Dという事もあり、3Dで見てきました。でも、3Dでやらなきゃならないような内容かなぁ? その辺りは、ちょっと疑問を感じました。

前作『メン・イン・ブラック2』から10年。こう言ったら失礼かもしれませんが、ウィル・スミスも若くなくなりましたね。MIB、MIB2でのウィル・スミスは、若さ爆発という感じでしたが、40歳も過ぎたためか、少し(かなり?)落ち着きが出てきていました。そういう意味では、ちょっと残念。やっぱりエージェントJは、無茶苦茶をする若さが無いとなぁ。一応、これからも続編を作ることが可能な設定ではありますが、更に続編を作ろうとした場合、老成したエージェントJをどう描くのかが問題になりそうですね。

今回のトミー・リー・ジョーンズの出番は、最初の方と最後の方だけ。多くのシーンは、若かりしエージェントKとして、ジョシュ・ブローリンが出ています。現在のムッツリとしたKとの対比を示すのであれば、もっと喜怒哀楽がわかりやすい方が良かったかも。

終盤、意外や意外、ホロッとさせられてしまいました。Kの過去もある程度わかりましたが、Jの過去も明らかに。う~ん、それにしても、このMIBシリーズでホロッとさせられてしまうとは・・・。ずるいよ(苦笑)。

タイトル メン・イン・ブラック3 / 原題 Men in Black III
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 バリー・ソネンフェルド
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ウィル・スミス(エージェントJ)、トミー・リー・ジョーンズ(エージェントK)、ジョシュ・ブローリン(若い頃のエージェントK)、エマ・トンプソン(エージェントO)、アリス・イヴ(若い頃のエージェントO)、ジェマイン・クレメント(ボリス)、マイケル・スタールバーグ(グリフィン)

[2012/05/27]鑑賞・投稿