勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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サボタージュ / Sabotage

2014年11月09日 | 洋画(アメリカ系)
「今度のシュワルツネッガーには裏がある」と言うコピーがありますが、確かに、裏がありました。シュワルツネッガーも67歳。本格的なアクションは辛くなってくる歳。アクションも少しありましたが、かつてのような、本格的なアクションでは無いですね。今回の役どころは、DEA特殊部隊の隊長なので、スーパーバイザー的ポジション。アクションの第一線から、こう言う方向に転換を図っているのでしょうか?

DEA特殊部隊に対しての猟奇殺人・・・と言う話ですが、こう言う内容だとDEAの協力はないですよね?エンドロールを見る限り、アトランタ市警とか、LA市警の協力は有ったみたいですけど、DEAの強力ななさ気だった。

いやぁ、でもなぁ。確かに、一癖も二癖もあるDEA特殊部隊隊員に対しての猟奇殺人ですが、結局のところ「何だかなぁ」と言う事件でもあります。もう少し捻りがあるのかと思いましが、意外に無かったですね。いきなりのっけから、ジョン達の犯罪があるし・・・。DEAって、麻薬を扱うので、他の連邦捜査機関よりも、薬物に対しての基準が厳格で、厳しいと聞いているんですが、これはね、DEAは協力できないよね。

それと、アトランタ市警の刑事キャロラインとジョンが、途中、いい感じになったのかと思ったんですが、外されました。でも、こちらはこれでアリ。って言うか、この方が良かったと思います。

R15+指定。まぁ、そうかな。って言うか、昔より、この手の血を見る映像って、かなりハッキリと映すようになってない?結構、際どいと思いました。だからこそのR15+指定なんでしょうけど。

シュワルツネッガーのアクション映画にしては、すっきり感がありません。すっきりするのは、消耗品軍団にお任せなんでしょうか?

タイトル サボタージュ / 原題 Sabotage
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 デビッド・エアー
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー(ジョン・ウォートン)、サム・ワーシントン(ジェームズ・“モンスター”・マレイ)、オリビア・ウィリアムズ(キャロライン/アトランタ市警殺人課刑事)、テレンス・ハワード(ジュリアス・“シュガー”・エドモンズ)、ジョー・マンガニエロ(ジョー・“グラインダー”・フィリップス)、マックス・マーティーニ(トム・“パイロ”・ロバーツ)、ジョシュ・ホロウェイ(エディ・“ネック”・ジョーダン)、ミレイユ・イーノス(リジー・マレイ)、ケビン・ヴァンス(ブライス・“トライポッド”・マクニーリー)、マーク・シュレーゲル(“スモーク”・ジェニングス)、ハロルド・ペリノー(ジャクソン/キャロラインの相棒)、マーティン・ドノバン(フロイド・デメル/ジョンの上司)

[2014/11/09]鑑賞・投稿