勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発

2018年12月16日 | 邦画
RAILWAYSシリーズ第三弾。今回は、鹿児島県の薩摩おれんじ鉄道が舞台。ある日突然シングルマザーとなってしまった女性が、夫の連れ子と、義父との共同生活を通じて懸命に生きようとする姿を描く。

有村架純かわいい・・・(笑)

確かに、有村架純はかわいいですが、話自体が、きちんと作られています。冒頭の節夫宅への訪問のシーンの描写は、ちょっとアレかと思いましたが、その後の話はきちんとしています。

ちょっと思ったのが、実際にも賛否があると言う“半成人式”の件。ここでの描写は、映画と言う事でもあるので、極端な方向に話を振ったのは明らかですが、でもやっぱり、一律に10歳の子どもに半成人式と言う『単に親が喜ぶためだけのイベント』を強いるのは、無しじゃないかなぁと思いました。この作品、所々笑いも出るような作品なんですが、その半成人式のシーンは、ウルっと来ますね。

作品全般としては、悪く無いです。敢えて苦言を呈すると言えば、冒頭に“かわいい”と言ったばかりの有村架純。彼女、やっぱり演技派と言う訳じゃ無いですねぇ。残念ながら。まだ25歳なので、これまではかわいいだけでも行けたかもしれませんが、これからの女優人生、物語の設定ではなく、演技で泣かせるようにならないと厳しいかなと、見終わってしばらくしてから思いました。

作品は、悪くありません。新しい家族の誕生の物語です。

タイトル かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2018年/日本
監督 吉田康弘
出演 有村架純(奥薗晶)、國村隼(奥薗節夫/晶の義父)、桜庭ななみ(佐々木ゆり/駿也の担任教師)、歸山竜成(奥園駿也/晶の息子)、木下ほうか(相羽雅樹)、筒井真理子(楠木幸江/節夫の妹)、板尾創路(水嶋徹/晶の先輩運転士)、青木崇高(奥薗修平/晶の夫)


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