勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

炎のメモリアル(2004年)

2005年05月22日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル 炎のメモリアル

---感想---
一人の消防士の活躍を描いた映画。消防士の活躍を描いただけのことはあり、推薦が全国消防長会、(財)日本消防協会、(財)全国消防協会、後援が総務省消防庁、(財)日本防火協会と豪華。実際、消防博物館に行ったときのポスターでこの映画を知ったくらいです。約一名に対しては、効果的でしたね。

普通、映画では、何らかの事件が起こったり、謎解きをしたりと、必要以上に物語を盛り上げたりするが、この映画は違う。まぁ、確かに”事故”が物語の中心ではあるのだが、それ以上に、主人公(ホアキン・フェニックス)の新米消防士から、ベテランに至る過程を描き、消防士の活躍を浮かび上がらせている。その淡々とした描き方が、リアリティーを感じさせ、この映画を感動の作品に仕上げている。実際、迂闊にも、最後は泣きそうになってしまいました。

消防士の活躍を描く映画と言うことで、主演のホアキン・フェニックスは、実際にボルティモア消防アカデミーで半年間の訓練をうけ、しかも1ヶ月の現場での活動も経験している。そのような俳優側の努力のほか、実際に火を起こしての撮影を行っており、フェイクではないリアルな火災が画面に迫力を加えている。

英語版HP:Ladder 49 from Yahoo!

日本公開年 2005年
製作年/製作国 2004年/アメリカ
監督 ジェイ・ラッセル
出演 ホアキン・フェニックス、ジョン・トラボルタ

[2005/05/22]鑑賞
[2006/01/12]投稿


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