勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ランナーランナー / Runner Runner

2014年11月24日 | 洋画(アメリカ系)
オンラインカジノオーナーに翻弄され、挙句の果てにはFBIにまで追われてしまう羽目になってしまった学生の一発逆転劇。

物語は、冷静に考えてみると典型的な、悪党を懲らしめたと思ったら取り込まれていて、挙句の果てには利用されて捨てられる・・・と言うパターン。まぁ、本当に捨てられてしまったら物語にならないので、危機一髪の所で逆転するというのが、この物語なのですが。

アメリカでは、オンラインカジノは合法なんですね。日本では、多分、非合法だと思います。でも、インターネットには国境がないので、日本に居ながらオンラインカジノに登録しようと思えば、出来ますよね。IPアドレスとかで遮断しているのであれば別かも知れませんが、ぶっちゃけ、お金を儲けてナンボの世界だと思うので、そんな殊勝なオンラインカジノは無いですよね。

似たような、学生がカジノを手玉に取ると言うテーマの映画に『ラスベガスをぶっつぶせ』があります。この『ラスベガスをぶっつぶせ』はMITの学生が主人公なのに対し、こちらの『ランナーランナー』はプリンストン大学の学生が主人公と、中々高学歴な大学生が、どちらも主人公というのが興味深いです。しかもどちらも、学費を稼ぐのがその目的なのも共通です。アメリカの一流大学って、学費が高いし、学生ローンを組んで破産というのもあるそうですから、一攫千金で学費を狙うというのはアメリカでは結構ありそうなシチュエーションなんですね。

タイトルの“ランナーランナー”は、不利な状況からラスト2枚で勝負を決める逆転の一手を意味するポーカー用語だそうです。

タイトル ランナーランナー / 原題 Runner Runner
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2013年/アメリカ
監督 ブラッド・ファーマン
出演 ジャスティン・ティンバーレイク(リッチー・ファースト)、ジェマ・アータートン(レベッカ・シャフラン)、アンソニー・マッキー(シェイバース/FBI捜査官)、ベン・アフレック(アイヴァン・ブロック)

[2014/11/24]鑑賞・投稿


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