河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

スマートグリッド

2009-10-25 | Private
またまたNHKスペシャルである。
この番組は本当にすごい。
いつも内容に驚かされる。

今朝、自動車でメールチェックしたいということを書いた。
しかし、今、先の見える人たちが目指しているのはそんなくだらないレベルではない。

『アメリカでは「グリーンニューディール」を推進するオバマ政権のもと、グーグルなどシリコンバレーのIT企業を中心に「21世紀の産業革命」を起こし、世界のイニシアティブを握ろうという動きが進んでいる。』

近未来の世界は電気自動車が主流になり、各家庭では太陽光発電を行い余った電力を家の外にコンセントで繋いだ自家用車のバッテリーに蓄えるようになるのだそうだ。
そして、グーグルが目指しているのは電線でつながった車の電力の情報を集約することである。
車は単なる電力の入れ物になり、その情報を握るグーグルのようなIT企業が自動車産業に取って代わる。

もちろんグーグルだから電力の情報だけでなく、様々な情報を集約するようになるだろう。
このようなITで結ばれた電線網をスマートグリッドと呼ぶのだそうだ。
気の遠くなるような壮大な産業になるだろう。
オバマ政権はすでに1兆円をこの新しい産業に投資しているらしい。

なぜ、日本からはこのような壮大な事業が興ってこないのだろうか。
またもやアメリカや中国にやられてしまいそうだ。

でも、そんな社会に早く住んでみたいと思う。
これから家を建てるなら将来に備えてスマートグリッド対応にしておきたい。
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デジタル作業の効率化

2009-10-25 | 研究・講演
ここのところずっと科研費申請書の作業や学会抄録のまとめ作業などをやっていて、何とか効率よく仕事ができないかといつも考えている。

まず、作業は大学の研究室だけでなく自宅でも夜や早朝にもしているので、複数のパソコンでデータ共有する必要がある。
それで、現在注目して試用を始めたのがSugarSyncというサービスである。

https://www.sugarsync.com/

現状では2GBのフリーサービスを使っているだけなので使い勝手は今ひとつなのだが、しばらく使ってみて良ければ有料サービスを申し込もうと思う。
多くのマニアが推薦しているので、こちらのスキルが向上すれば使い勝手も良くなりそうだ。

指導している通信制の大学院生とはメールのやりとりだけだが、これも何とかもっとうまく連絡が取れないかと悩んでいる。
メールでの連絡は便利だが、いつも一方的にこちらが援助を求められるばかりで追い立てられるようだ。
通学制の院生も主要な連絡はやはりメールである。

学部生に至っては自宅にネットの環境がなく、携帯でしか連絡が取れない。
コストのかかることなのでどうにかしろとも言えない状況で、何かあれば携帯で研究室に呼び出すしかない。

私自身も、研究室と自宅以外はネット接続していないので、何か考える必要があるかもしれない。
しかし、これ以上ネットに振り回されるのもどうかと思う気持ちもある。
しかし、長時間通勤にかかる時間を有効活用して、メールチェックするくらいのことはできないかとも思う。
一番良いのはナビの画面にメールが出て、それを自動で読み上げてくれればよいのだが、今度車を買い換える時はそんな車が欲しい。

携帯電話も、待ち受けの通話以外はほとんどの機能を使っていないが、これももっと活用すべきかもしれない。

結局1人で作業を効率化しようとすれば、デジタル環境を強化するしかない。

しかしそれにはある程度時間を割いて一定期間その作業になれる必要がある。その時間がなかなか取れないのが問題なのである。

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