「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

気になる「説明」ばかり目立つ落語家

2016年01月17日 23時34分34秒 | うつせみ「演芸の時間」
落語というのは、「新作」も「現代」を題材としない限りは、

使っている道具の名前や身分、流行などの名称はなかなか落語に

慣れていない人でないと解りづらいものです。

なんで、落語家さんによりますがいちいち説明される方がいます。

それが良いのかもしれませんが、それが「耳障り」になる落語家さんがいます。

反面、まったく説明されない方もいます。

説明はするが、必要最小限で非常に滑らかに噺が進んでいくという落語家さんがいますね。

その代表者が亡くなった「三代目 桂米朝」という師匠でした。

これも大変な工夫があったのだろうと思います。

反面、「耳障りに聞こえる」のは、これは私の独断ですが・・・

「春風亭小朝」師匠なんです。

この師匠、ただでさえ噺が脱線気味なのに「説明」が入ると、

本論から脱線・・・。

しかし、小朝さんの師匠というのは「固い古典」を演じる師匠なんです。

「春風亭柳朝」師匠と、いうのですが、今からYouTubeでご覧いただく『蛙茶番』というのは、

ちょっと、エッチな噺なのですがしっかりとした古典落語です。

この「春風亭柳朝」の師匠に当たるのがこの有名な「林家彦六(八代目・林家正蔵)」師匠です。



『蛙茶番』 春風亭柳朝


春風亭小朝師匠は、立川談志師匠の追っかけをずいぶんしていて、

いざ、「落語界」に入るときに師匠を選ぶときはなぜか「春風亭柳朝」師匠だったようです。

小朝師匠は、柳朝師匠から噺を教わっていないのかなぁ。

柳朝師匠は、若死にだったからな・・・。

なにせ、彦六師匠より早く柳朝師匠は早く亡くなっていますからね。

まっ、そんなわけで立川談志師匠も「脱線」の傾向がありますね。

本来、30分くらいの噺が45~60分くらいの収録になっているCDがゴロゴロあります。

私は、「さらっ」と、本論だけを流して欲しいのですけどね。

オマケはいいのです。



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