副題は ショコラがくれた”はじめの一歩”
かわいいイラストと、動物カメラマン原田京子さま撮影の写真が盛りだくさんのご本です。
表紙の子犬の愛しさは反則級。
手に取って、読みたい!欲しい!と思える文庫。
高橋うららさまの、犬をめぐる6つのすてきな創作童話集です。
ショコラがくれた“はじめの一歩”
グリーンタウンの小学六年生、奈々子はしゃべるのが苦手。
クラスのレイナと愛梨に「暗い」「もう、ついてこなくていい」と言われて落ちこむ。
悲しくて学校を休んだ奈々子のもとへ、動物保護団体でボランティアをしているママが、捨てられた子犬ショコラを連れてくる。
とんでもなく恐がりのショコラに共感し、レイナと愛梨とも仲直り。
奈々子の心を動かしはじめの一歩ふみださせてくれたショコラがかわいくて。
子犬たちを助けて!
亭主関白の父を持つ愛梨は、ゴミ捨て場でゴミ袋に入れられた三匹の子犬を拾う。
お父さんに「捨ててこい」と言われ、動物病院で動物保護団体に連絡すると、来たのは奈々子の母だった。
奈々子の母の活躍を見て、自分も将来、動物保護の仕事をしたいと考える愛梨。
生き物を助ける仕事ってすばらしい。
マロンとおじいちゃん
四人兄弟の長女のレイナは、入院しているおじいちゃんが飼っていた老犬マロンをおじいちゃんに会わせたい。
おじいちゃんと暮らしていたマロンは、奈々子の仲介で動物保護施設に預かってもらっていたのだ。
でもおじいちゃんはマロンには辛い思いをさせたくないので会わないと言い、まもなく息をひきとる。
マロンもおじいちゃんの後を追うように天国に。
老人と老ペットのあり方、動物保護施設の大切さを教えてもらった。
ごめんねラッキー
サッカー部でFWのハルトは、自分で世話をするからとペットショップで犬を買ってもらった。
イングリッシュ・ポインター系雑種のラッキーは、犬小屋につながれ、ずんずん大きくなるが、
遊んでもらえないストレスでどう猛な犬に育ってしまう。
保健所に連れていかれ殺処分一歩手前のところで、動物愛護センターの世話で引き取り手が決まった。
犬を買う責任を考えさせられた。
ミルクの車いす
奈々子の家で、交通事故で下半身が麻痺した白いポメラニアンを預かっていた。
そんなとき、進一郎の飼犬、白い北海道犬の蘭丸が逃げ出して見つからないと相談が。
子どもたちの力で蘭丸を無事捕獲し、進一郎の家からお礼をと言われる。
ミルクの車いすをお願いしたところ、すばらしい車いすが来て、ミルクは自由に動けるように。
障害のあるペットのことを学ばせてもらった。
プリンとキャンディの旅立ち
川の近くを親子の野良犬がさまよっているとの情報に、ハルトたちが結成した「犬のレスキュー隊」が動き出す。
しかし、捕獲しようとしたハルトの目の前で、母犬が子犬を庇って車に轢かれて死んでしまう。
動物保護施設に引き取られた二匹の子犬は、新しい飼い主を探す「里親会」に出されることに。
犬のレスキュー隊のハルトたちも協力し、二匹は一緒に里親に引き取られる。
そこでハルトは「里親の条件」を知り、自分がラッキーにとって不適格な飼い主だったことを知り反省。
動物を飼う責任の持ちかたが、ラッキーとハルトの関係からよくわかった。
うららさまだからこそ書ける、この内容の充実っぷり。
すぐにでも子どもたちに読んでもらいたいご本です。
うらぴょんさま、すばらしいご本のご上梓、おめでとうございます。
小児保健会の理事会・編集委員会はもりだくさんでなかなか書けず。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
かわいいイラストと、動物カメラマン原田京子さま撮影の写真が盛りだくさんのご本です。
表紙の子犬の愛しさは反則級。
手に取って、読みたい!欲しい!と思える文庫。
高橋うららさまの、犬をめぐる6つのすてきな創作童話集です。
ショコラがくれた“はじめの一歩”
グリーンタウンの小学六年生、奈々子はしゃべるのが苦手。
クラスのレイナと愛梨に「暗い」「もう、ついてこなくていい」と言われて落ちこむ。
悲しくて学校を休んだ奈々子のもとへ、動物保護団体でボランティアをしているママが、捨てられた子犬ショコラを連れてくる。
とんでもなく恐がりのショコラに共感し、レイナと愛梨とも仲直り。
奈々子の心を動かしはじめの一歩ふみださせてくれたショコラがかわいくて。
子犬たちを助けて!
亭主関白の父を持つ愛梨は、ゴミ捨て場でゴミ袋に入れられた三匹の子犬を拾う。
お父さんに「捨ててこい」と言われ、動物病院で動物保護団体に連絡すると、来たのは奈々子の母だった。
奈々子の母の活躍を見て、自分も将来、動物保護の仕事をしたいと考える愛梨。
生き物を助ける仕事ってすばらしい。
マロンとおじいちゃん
四人兄弟の長女のレイナは、入院しているおじいちゃんが飼っていた老犬マロンをおじいちゃんに会わせたい。
おじいちゃんと暮らしていたマロンは、奈々子の仲介で動物保護施設に預かってもらっていたのだ。
でもおじいちゃんはマロンには辛い思いをさせたくないので会わないと言い、まもなく息をひきとる。
マロンもおじいちゃんの後を追うように天国に。
老人と老ペットのあり方、動物保護施設の大切さを教えてもらった。
ごめんねラッキー
サッカー部でFWのハルトは、自分で世話をするからとペットショップで犬を買ってもらった。
イングリッシュ・ポインター系雑種のラッキーは、犬小屋につながれ、ずんずん大きくなるが、
遊んでもらえないストレスでどう猛な犬に育ってしまう。
保健所に連れていかれ殺処分一歩手前のところで、動物愛護センターの世話で引き取り手が決まった。
犬を買う責任を考えさせられた。
ミルクの車いす
奈々子の家で、交通事故で下半身が麻痺した白いポメラニアンを預かっていた。
そんなとき、進一郎の飼犬、白い北海道犬の蘭丸が逃げ出して見つからないと相談が。
子どもたちの力で蘭丸を無事捕獲し、進一郎の家からお礼をと言われる。
ミルクの車いすをお願いしたところ、すばらしい車いすが来て、ミルクは自由に動けるように。
障害のあるペットのことを学ばせてもらった。
プリンとキャンディの旅立ち
川の近くを親子の野良犬がさまよっているとの情報に、ハルトたちが結成した「犬のレスキュー隊」が動き出す。
しかし、捕獲しようとしたハルトの目の前で、母犬が子犬を庇って車に轢かれて死んでしまう。
動物保護施設に引き取られた二匹の子犬は、新しい飼い主を探す「里親会」に出されることに。
犬のレスキュー隊のハルトたちも協力し、二匹は一緒に里親に引き取られる。
そこでハルトは「里親の条件」を知り、自分がラッキーにとって不適格な飼い主だったことを知り反省。
動物を飼う責任の持ちかたが、ラッキーとハルトの関係からよくわかった。
うららさまだからこそ書ける、この内容の充実っぷり。
すぐにでも子どもたちに読んでもらいたいご本です。
うらぴょんさま、すばらしいご本のご上梓、おめでとうございます。
小児保健会の理事会・編集委員会はもりだくさんでなかなか書けず。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)