先週、今週と、チャドクガによる毒蛾皮膚炎を連日何人も見ている。
今年は特に多い印象。

こちらは以前にお見せした画像。

この子は手のひらにまで真っ赤な発疹が。
幼稚園でも小学校でも、子どもたちの体にぷつぷつと、あり得ないくらいたくさんみつけた。
ひどい発疹のある子を見たらよく手を洗ってから次の子を見ていたのに。
昨日はついに、内科健診中に左薬指の先がちくりときて、やられたと思った。
発疹のある子どもを続けて診ていた時だった。
薬指だけ立てて他の子に触らないよう診察するのは難しい。
健診の区切りがついたところで、養護の先生からセロテープをもらい、薬指に貼っては剥いで。
あとで軟膏を塗って、なんとか軽症で済んだ。
こちらより画像をお借りしています。
チャドクガは、山茶花・椿などにつく蛾で、幼虫からさなぎから成虫までもが、毒針を持っている。
小さな毛虫は一カ所に固まっているけれど、それぞれが活発に動き出す今の季節がチャドクガ皮膚炎の最盛期。
毒針が風に乗って、洗濯物について、それを着て皮膚炎になることも。
毒針と言っても、蚊に刺された時のように腫れておしまい、ではない。
うんと細かい毒針の蛋白質に対する、抗原抗体反応なのだ。
少しでも抗体を持っていると、毒針が刺さるとすぐ赤くなる。
反応するのは蛋白質なので、死んだ毛虫でも反応する。
毒針は皮膚の一カ所に留まらず、転がったり、ひっかいた爪に入ったりして、全身に広がる。
翌日・翌々日のほうが増えているため、時には水ぼうそうかと思うような場合も。
でも、よく診ると古い発疹と新しい発疹が混在。
水ぼうそうは数日すればいちどきに痂皮形成をはじめるけれど、毒蛾皮膚炎はそうじゃないので診断できる。
皮膚が弱い子が被害に遭うと、とんでもないことになる。
幼稚園の健診に行ったとき、「あの木に毛虫がいそうだな」とカメラを出しかけたけれど、思いとどまって正解だった。
内科健診の診察でもやられちゃうのに、近くに行ったらどうなっていたことか。
ぞぞぞ。
締切に向けて必死。
ワールドカップが始まったけれど、必死。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
今年は特に多い印象。

こちらは以前にお見せした画像。

この子は手のひらにまで真っ赤な発疹が。
幼稚園でも小学校でも、子どもたちの体にぷつぷつと、あり得ないくらいたくさんみつけた。
ひどい発疹のある子を見たらよく手を洗ってから次の子を見ていたのに。
昨日はついに、内科健診中に左薬指の先がちくりときて、やられたと思った。
発疹のある子どもを続けて診ていた時だった。
薬指だけ立てて他の子に触らないよう診察するのは難しい。
健診の区切りがついたところで、養護の先生からセロテープをもらい、薬指に貼っては剥いで。
あとで軟膏を塗って、なんとか軽症で済んだ。

チャドクガは、山茶花・椿などにつく蛾で、幼虫からさなぎから成虫までもが、毒針を持っている。
小さな毛虫は一カ所に固まっているけれど、それぞれが活発に動き出す今の季節がチャドクガ皮膚炎の最盛期。
毒針が風に乗って、洗濯物について、それを着て皮膚炎になることも。
毒針と言っても、蚊に刺された時のように腫れておしまい、ではない。
うんと細かい毒針の蛋白質に対する、抗原抗体反応なのだ。
少しでも抗体を持っていると、毒針が刺さるとすぐ赤くなる。
反応するのは蛋白質なので、死んだ毛虫でも反応する。
毒針は皮膚の一カ所に留まらず、転がったり、ひっかいた爪に入ったりして、全身に広がる。
翌日・翌々日のほうが増えているため、時には水ぼうそうかと思うような場合も。
でも、よく診ると古い発疹と新しい発疹が混在。
水ぼうそうは数日すればいちどきに痂皮形成をはじめるけれど、毒蛾皮膚炎はそうじゃないので診断できる。
皮膚が弱い子が被害に遭うと、とんでもないことになる。
幼稚園の健診に行ったとき、「あの木に毛虫がいそうだな」とカメラを出しかけたけれど、思いとどまって正解だった。
内科健診の診察でもやられちゃうのに、近くに行ったらどうなっていたことか。
ぞぞぞ。
締切に向けて必死。
ワールドカップが始まったけれど、必死。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)