川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

新型コロナ感染予防にやっていること

2020年03月13日 06時04分27秒 | 小児科

新型コロナ(COVID-19)陽性者がいつ外来を受診してもおかしくない今。
けれど、連日まだインフルエンザ・溶連菌感染症・感染性胃腸炎が出ている小児科外来。
医師会は「インフルエンザなどの感染症検査は感染防御ができるときだけに」と求めている。

うちの小児科では、3月10日から、感染予防対策を強化。
どうしているかというと、まず患者さんの密集を避けること。
小児科からのページでお知らせしている。



午前は一般外来、午後はワクチン・乳幼児健診と分けて、



できる限り、待合室ではなく自家用車の中で待ってもらっている。

体温測定は、療育センターで使っているものと同じ、医療用非接触体温計で。

そして、熱がある子や咳のある子にはこれを見せて、感染機会があったかどうかを確認。



もし感染のリスクが高い子が受診したら、このセットをつけて車の中で診察予定。
(新型インフルの時もやったっけ)



いつもはマスクをせず子どもの診察をしていたが、今は竹布のマスクを毎日洗ってつけている。



タクシーの芳香剤が苦手なので、竹布マスクは健診に出かけるタクシー内でつけていた。
あと、寝る時も呼吸が楽なので、疲れてちょっとお昼寝する時にも使っている。

看護師さんはサージカルマスクをつけているが、私はこちらが好き。
竹布は抗菌作用があることはわかっているが、抗ウイルス作用はたぶんない。
竹布マスクをつけていると、匂いはかなりブロックされる。
匂い分子はコロナウイルス分子より小さいし、かすかな効果はあるかも。
でも、マスクやゴーグルの一番の効果は「口や鼻や目に手で触らなくなること」と思っている。

そして、普段の診療ではゴーグルの代わりに、
ゴーグル型になっている白内障術後用のこの保護グラス。



手は診察椅子の隣のシンクで石けん洗い、ペーパータオルで拭く。




机や椅子などは、消毒用の次亜塩素酸スプレーで消毒するが、
やっぱり一番良かったなと思うのが、窓があること。



診察室も待合室にも窓があり、処置室は南と西に二方向の窓。
これを開けて換気できるのが、いちばんの安心要素。

家では宅配便の配達員と接触しないよう、宅配ボックスを設置した。

それでも、新型コロナは一般的には軽症ゆえに、じわじわと国中に広がるんだろう。
きっと遅くない時期に、私も診察することになるだろう。
そして1年もすれば「高齢者には危険な風邪」くらいになるのかも。

こちらは新型コロナのデータをグラフとして視覚化できるサイト。
これを見ると韓国はピークに達したが、日本はまだまだピークは先のよう。
(左下のCountryのところでJapanなどを選択するとグラフが出てくる)

やれることを早いうちからやっておく。
今できることはこれしかない。

涙が出ないよういつも動いている気がする。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする