県別感染者数など、流行の推移を見るページがいろいろある。
新型コロナウイルス-国内の感染の状況(東洋経済オンライン)
全国の死亡者数432名、重症者数328名。
このまま行くと死亡数は1000名超えるかも(それでも他国より圧倒的に少ない)。
【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移
COVID-19 重症患者状況
県別のECMO使用状況などがわかる-北海道と沖縄は厳しい状況。
これに加えて、いつも見ているのが、このようなページ。
厚労省のPCR検査実施人数と陽性率の表。
報道発表資料
から月を選んで、
最新の「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年○月○日版)」
を選んで、その下のほうにあるデータ。
黒枠で囲んだ部分は、陽性者数/検査人数の割合(4/30時点のデータ)。
東京はいまだこの割合は30%台(1日も37.9%だった)。
この陽性の割合は、単に割っただけで、ほんとうの陽性者割合ではない。
でも、この数字はとても意味深い。
じっさい、こんなに陽性率が高いってあり得ない。
山中教授のページでも指摘されているが、陽性者は何回も検査を受けるのでこうなる。
しかしこれだけ高いということは、実際の陽性率も高く検査できない例も多いということ。
検査自体が有効に機能していないレベルということ。
海外での検証では7%未満の陽性率を保つことが、死亡者数の抑制に重要と考えられるという。
この割合が2-3%で検査数も十分やっているところ、
たとえば新潟や山梨は検査漏れが少ないので安心できる。
そして、ヨーロッパで川崎病に似た子どもの病気が増えているという記事が。
川崎病って、日本で多い疾患なのに不思議。
COVID-19陽性の子もいるとのことで、感染と関係あるのかな。
そういえば川崎病を診断するとき、必ずBCG跡を見る。
川崎病の子はBCG跡が赤くなるから。
って、やっぱりCOVID-19とBCGって関係あるのかな…
陰性の孫から祖母に感染したと考えられた例もある。
子どものPCRは陽性率が低いのかな。
とかとか、つらつらと考えている小児科医は私だけではないはず。
ま、今はとにかく感染症が落ちついてくることを祈るだけか。
子どもの免疫って、わからないことだらけ。
だから子どもって、面白い。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)