水痘ウイルスの感染力

例年に較べて感染症が圧倒的に少ない小児科外来。
なのに、ここのところ、保育園での水痘流行がぽつぽつと。

近くのふたつの園で流行があり、一つの園ではたぶん10人以上。

6年前から、水痘ワクチンは定期接種になった。
1歳になったら1回目、3歳になるまでにもう1回、計2回接種を受ける。

それまで、1回だけの接種でも、受けている子は軽症になった。
水痘の患者さんと接触して72時間以内にワクチンを接種すれば軽症化も可能。

それほど効果のあるワクチンだから、2回接種すれば、かなりの免疫ができるはず。

それでも、ほんとうにほんとうに軽症だけれど、湿疹かと見紛うくらいの発疹だけど、
接触の多い園では、やっぱり流行はするんだなと実感している。

どの園でもコロナ対策はやっている。
それでも水痘は広がってしまうというのは、新型コロナに較べたら水痘の感染力は強いということ。

まだワクチンをしていないゼロ歳児に、どうか広がりませんように。

思うようなデータが出なかったのは、入力ミスがあったためと判明。
（それで調子が悪かった）
いやあ、思うようなデータが出るって、うれしいなあ。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)