第33回アンデルセンのメルヘン大賞受賞作(一般部門大賞)のこの絵本。
お仲間の鈴木びんこさまが絵を担当されています。
けんちゃんは電車が好き。
とくに緑の車体に白い線が上下に入った電車がお気に入り。
八百屋さんで買ったキャベツにくっついていたあおむし。
おでこに黒い傷があるけど、家で育てることに。
ある晩、あおむしが夢に出てきて……。
電車に虫なんて、男の子、読んであげたら喜ぶだろうな。
鈴木びんこさまの絵、電車もすてきだけど、あおむしがいい!
お母さんも八百屋のおじさんもけんちゃんも、すっごく愛しい。
表紙の裏に、あおむしを育てるとどうなるかも描いてある。
一時間でさなぎになるなんてびっくり。
でもこの本の中でいちばんぐっときたのは、八百屋さんのページ。
二匹の猫がいる。サバトラとサビ猫。
うるっとするほどかわいい、かわいすぎる。
鈴木びんこさま、ますますのご活躍を!
サビ猫の絵を見て、リンのことも想いだしてうるうる。
さあ、今日の発熱外来、半端ないだろうな。がんばろう。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)