かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

春の森

2016-04-04 05:43:15 | 日記

日本列島は、桜満開、春爛漫のニュースであふれているが、南西諸島の森は、花坂爺さんが一気に花を咲かせるような爆発的な感動とは異なり、圧倒的な照葉樹林の深い緑の隙間から春の妖精がひそひそ話しをするかのような春のたたずまいを見せています。地味といえば地味ではあるが、命の価値に、差異をつけるのは不適当、木本類を中心にしっかりと花を咲かせて子孫を育てるという季節の循環を表現しています。そんな、雰囲気を味わいたくて、午後からバンナ公園の遊歩道をp900を連れてお散歩。きらクラをイヤホンで聴きながら歩いたので、小鳥さんたちを耳にすることができなかったが、原生のセイシカやコンロンカに出会えて地味といえば地味ではあるが、滋味あふれる森の息吹をいただきました。予定では、その後スイムの練習に行く予定でしたが、前日までの疲れが抜けきれず、風も冷たくなってきたので(言い訳です。)やめにしました。ああ、どうなるのだろう。スイム。

森は、センダンンの木々が、薄紫色に風に吹かれています。

 

 

 

クチナシの甘い香りが風に運ばれてきます。

 

森の奥に野生のセイシカ(聖紫花)を見つけました。

ヤエヤマコンロンカという名前だそうです。白いのが顎。黄色のお星様が花。

中国古代の神話の崑崙からきた名なのだろうか、神秘的な意匠です。

 

 

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