日本男子の400リレーの銀メダルに驚き、歓び、昼からビールを飲んでしまい、午後は車を控えよう。夜更かしとともに焼酎類をお供にしていたせいで、肝臓周辺が重い。たぶん十二指腸や胃の粘膜が荒れていると思うのだが、この年齢になるとどこか死に至る病変の兆しではあるまいかなどと、一抹の不安が通奏低音のように流れてはいるのだが、よほどのことがない限り酒はやめないのであろうし、医者にも行かないだろう。
たまたま、TVで「山の日」にBSでやっていた「にっぽん百名山特集番組」をみていたら、田部井淳子が東北の高校生と富士山に登る特集の一部が放映されていた。田部井さんは、末期がんを宣告されてから10年近く、抗がん剤治療と山登りで命をつないできた方だが、御自身一歩一歩登るのもつらそうにしていたが、それでも高校生たちの全員登頂を案じて張り裂けんばかりの声を上げていたのには頭が下がる。
日々、山にかかわるという濃密な時間をすごしておられるブログを拝見し、さらに山の魅力を伝え続けていただきたいと思うばかりである。
http://smcb.jp/_ps01?cmmt%5Fpaging=2&oid=3707&post%5Fid=7090983
オリンピックが終われば、来週末あたりから、体調が快復し、海にも入れるようになるのだろうし、来月の富士山や秋以降のイベントへの体力向上にも努めねばならないが、病変の兆しだけは、野生動物のように敏感に感じながら、行動していこう。オイラも、田部井さんとは次元は違うが、山紫水明の美しさを伝えて行こうという、ささやかな願いは・・・ある。
未明の十七夜の月。