不覚にも、おおむね3日間寝込んでしまった。熱が引かなければインフルの疑いがあるのでクリニックに行こうと考えていたが、3日目に熱が引いたので、梅雨寒による風邪の悪化と自己診断し、起き上がった。
一日目の夜に、酒飲めば治るだろういう旧来の手法で寝込んだが、さらに悪化し、38.5度の熱、悪寒、首とのどの硬直、どこかかしらの痛みが増したので、反省し、二日目からは、胃の薬と感冒薬で寝込んで、やっと3日目の朝になって布団をたためた。
雨がそぼ降る日々が続いていたが、晴れ間には庭やベランダに雀がやってきてチュンチュンと騒ぐ、窓開ければ逃げるが、近所の電線や屋根の向こうに数匹は留まって、こちらの動きを伺っているようだ。,
一体雀の集団はどういう関係なのか良くわからない、一夫一婦制、ともたまには一夫二婦制と物の本にあるが、少なくとも10~20羽がいつもけんかもせず集団行動している様子だ。近づいてくるには訳があって、1週間前に1日2度ほどベランダに白米と玄米を40~50粒ほど撒いておいたら、どこからともなく目ざとい奴が1,2匹やってきて美味しそうに啄んで帰り、その後、20羽程度の集団がやってきて、あっという間に平らげていった。糞を二つばかり置いて行った。
「野生」に餌付けはよくない、ここは集合住宅だと、自覚し、餌やりはやめることにしたが、それでも、学習したと見えて、たまにその集団が近くに寄ってきてチュンチュンと騒ぐ。
決して人懐っこいのではないのだろうが、そのへんの「つかず離れず」の雀の習性に、他の野鳥とは異なる愛着を感じざるを得ない。
寝込んで、枕もとで聞く雀たちの声の軽やかさは、モーツァルトのような音楽を聴いているようでもある。
雨の日、こちらを見ている 30メートル先の屋根上