TV朝日の「田原総一郎の朝まで生テレビ」を午前三時ごろまで見ていて少し眠ったが、朝6時30分までには目覚めて元日の「羽鳥慎一のモーニングショー」の恒例となっている富士山の初日をしっかり拝むことができた。
朝生といい、モーニングショーといい、昨日のコロナショックに元日の朝から向き合っていたのは、オイラの見た限りTV朝日ぐらいで、他局は何事もないように例年通りのお笑いやバラエティーと駅伝ときた。菅首相や小池知事が前夜に発した外出自粛の「小声」に反応せず、NHKなどは、「ゆく年くる年」で局アナを寒空に送り出し、深大寺に参拝する多くのヒトビトなどを何事もない新年行事のように扱っていた。どうなっているんだろうこの国は。
と、なんだか新年から重い気持ちになっていたが、富士山から立ち昇る「コロナマジック」のご来光に少しは慰められた。
さて、今年の富士山は開山してくれるのだろうか。今のままのオーバーシュート状況に何らかの強烈な対策が講じられないと感染の大きな山は2月ごろまで続き、山が大きければ大きいほど感染者が市中蔓延し、減っていくスピードは鈍いのだろう。山開きの7月まで問題状況が解決されていないと、感染対策が困難だとしてまた山小屋が休業するのだろうし、そのことから行政当局も登山道を閉ざすのだろう。
75歳までの健康年齢まで、毎年富士山を麓から登ることを決めていたが、いま改めて深田百名山の地図を眺めていたら、もっともっと歩きたい日本の山が富士山以外にたくさんあることを再認識されられている。そんなことで、富士山のまだたどっていない「須走神社~山頂」をトレースできたら、そろそろ富士オタクから卒業しようかという気持ちにもなってきた。
ということで、2020年に計画していた「精進湖から樹海~奥庭~山頂~須走神社~河口湖のコース」を、今年中に歩いて「富士山卒業式」としたいのだが・・・・そのためにこそ、いいかげん為政者は無為無策のおろかさに目覚めて、「国民の平穏な日常生活」を一刻でも取り戻す対策を早急に講じてほしいのだが・・・・
ム・リ・カ
モーニングショーの画面を撮影したもの