時の回廊のスピードはとどめようもなく高速化しており、まもなく東北の震災から7年。幼稚園年長組の幼子が、中学入学の季節を迎えるだけの歳月が、またたくまに過ぎたような感慨である。
あの年、たしか5月に開催予定だったUTMFは、震災のため翌年に延期になり、エントリー資格を引き継ぐ恩恵を受けて、翌年の2012年5月に記念すべき第1回大会に参加し、「運よく」制限15分前に完走した。
それから6年。その完走から、あれこれトレランにチャレンジしてはきたが、大きな大会では、ことごとくはね返されてきた。UTMFも、2013,2014と連続チャレンジするも「甘かった。」そんな負の記憶を辿っていくと、不思議なもので、長い長い年月を経てきたような感慨にもなる。
2018年のUTMFは、4月27日。昨年は開催されていないから、6度目の大会となるが、「運よく」、半分の距離のSTYに参加できることになり、繰り返すが、トレラン卒業大会と位置づけているこの大会がオイラにとって今年のメインイベントなのであり、そのスタートの日まで50日余りとなった。
大会インフォメーションから詳しい関門時間などが案内されてきたので、高低表に各関門ごとの平均時速をスケッチして制限時間20時間の過ごし方を構想している。そのスケッチによると制限の午前8時、1時間前にはゴールできている。もちろん、今の体力で最大限の力を発揮してと仮定してのことであり、机上の空論ではあるが、スケッチが現実のものとなるように、短兵急ではあるが、トレーニングを開始しないとならん。
(これから走りに行きます。真っ暗です。)