言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

カミのことについて

2012年11月14日 | 日記
 今年は「古事記」がつくられて1300年ということで、いろんな特集等があっています。私も古事記に関する本を数冊読みました。数日前に読み終えた本が、長部日出雄さんの『古事記の真実』です。その本の中で、古事記の中味ではなく、日本の現実のことが記述してあったのでそこも興味深く読みました。先日の万江阿蘇神社の祭りに行ったので印象が重なって読んだことでした。ちょっと無断で引用します。
 【有名な神社や、大きな神社は別として、いまや日本中の小さな神社の多くは、すっかり寂れてしまったが、その侘しい佇まいが、ぼくには「カミ」を畏れることを忘れてしまった現在の日本人の、心の貧しさを象徴しているように感じられてならない】とありました。
 この書かれていることはいまの日本、とくに都会に(ひょっとすると私たちのすぐ近くでも)当てはまってはいないでしょうか。
   
            万江阿蘇神社

 山江村のように少子高齢が進んでいるところは神社の維持管理は難しくなってはいます。万江神社のお祭りに行ってお礼状が届きました。ちょっと紹介します。
 【・・・ 万江阿蘇神社は氏子130名弱の小さな氏神様ではありますが、昔から地域の先輩たちにより里万江地区の守り神として大切に祀られてきたことにたいへん感謝しているところです。・・・】とありました。
 じつはちょっと嬉しくなったのです。まだまだ捨てたものではないと。ところがもっと奥の(葛権現)は維持管理がたいへんだという話を聞きました。どうにかしたいことです。公的な支援が宗教と絡んで難しいところです。でも、(いま)どうにかしなければです。???

 今日の天気( 寒くなりました)