3月も終わろうとしています。‘平成’は、あと少しありますが、4月1日には‘新元号’が発表されるので、何かしら平成は明日までという雰囲気になるやもしれません。
司馬/関ヶ原に続いて「悪名の旗」という歴史小説を今日読み終えました。昭和59年刊、滝口康彦さんが著者です。私が付けた勝手な副題は「豊後の関ヶ原」です。主人公は田原鉊忍という人です。
(簡単に説明すると)あの黒田如水が大分中津にいて中央では関ヶ原をしている最中に九州を統一?しようとした動きがあったのです。鉊忍はそれにのみ込まれて戦死してしまいました。九州でも家康派と光成派に分かれて・・・関ヶ原前後の豊後におけるいろんな動きを史実をもとにされた小説です。たいへん面白く読むことができました。
‘関ケ原’といえば、徳川家康と石田三成の(天下分け目)の戦いとして有名ですが、じつは相良さんものこの戦いにノコノコと出かけて行っています。ところが留守中の家来たち~取り残された地方でも‘もう一つの関ヶ原’があっていたのです。歴史は表舞台ばかりではなく、その裏にももっともっといろんな出来事があっていたのです。大それたことですが(相良さんの関ヶ原)はそんな視点から描いてみたいなあと思っているのです。
今日も春満開の一日でした。ところが陽が当たっているところはポカポカなのですが、日陰にいくとまだヒンヤリとしています。まだまだ空気までは温まっていないのだと思われます。サクラは満開です。
今日の天気()