お盆が過ぎ去っても未だ当分の間は残暑厳しいのが予測されますね。
中部地方の殆んどの渓では現在渇水気味どころか瑞々しさを失い高水温になり
在来魚の中でも一番冷水性のイワナ達は「ハア、ハア」とエラ呼吸してるに
違いありません。
こんな時期は由緒正しきフライフィッシャーならばそっとしておいてあげるのが
渓で愉しませていただいている者の礼儀と捉えるのでしょうね。
ずっと渓魚の写真(画像)を撮り続けてきていますが、表情豊かなイワナ達は
オトボケ顔であったり、時には怒りの顔であったり、そして上の画像の娘の様に
泣いてしまうんではないかと思うほど哀しい表情を浮かべ「どうか助けて!」
って訴えかけてきます。釣りは人間にとっては愉しい行為でも裏腹にサカナ達を
脅かす行為でもあるんですね。
釣り欲に支配されっぱなしではただの愚か者ですし・・・。
そうは言ってもサカナ釣りは単純に愉しいし・・・。
渓魚と釣りの未来を案ずるのは皆同じであって欲しいと願うばかりですわ。
一番最悪なのは人間が食べてさらえて絶滅させてしまう事でしょうね・・・。
と、あ~だこ~だと悩んだ挙げ句にやはり上の画像の特に上の娘は
切なそうでやるせない表情がたまりませんですわ。
同情してくださる方は今夜も「ポチッ」を忘れないでくださいね。