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改めてスタンダードな毛鈎がちゃんと機能するかどうかの検証です。
アマゴに片想いBlogをずっとご覧になっていただくと分かってしまう事の
一つとしてアマゴやイワナの口ピアス(口蓋に刺さった毛鈎)がいつも
何でも無いフツーの毛鈎である事にお気付きでしょうね。
2007年2月時のエントリータイトル“毛鈎御三家”を中心で組み立てた私の
釣りは他にソフトハックルやアントパラシュート、シルバーマーチブラウン等
しか殆んど使用していません。毛鈎のカラーも大体皆同じ様なもので
主力サイズの前後位は用意はしていますが、でも殆んど使う事はありません。
全く無い、と言うと嘘になってしまいますがサイズ対応は鈎を交換するより
ドレッシングしたマテリアルをむしったり切ったりしている場合が多いです。
そして多分一番頻繁に行っている作業に、高く浮かせたい意図、或いは水面に
張り付かせたい意図がある場合ハックルの密度調整と乾燥剤や浮力剤の類を
駆使してイメージ通りに水面と交渉するかどうかを見極めます。
例えば上の画像のエルクヘア・カディスは水面を捉える足の役目の
ハックルを「ハの字」にカットしたものを更に開脚してボディまで
水面にベタッと張り付く様な感じです。これが有効であるか無効であるかは
その場の流れの状態を加味して判断します。一つの毛鈎で数種の浮き方の
工夫は浮力剤だけでなくハックル調整での開脚角度でサカナの反応はまるで
異なってきます。ですから渓では試す事が一杯で簡単に巻けるエルクヘア
カディスでも、もの凄く高機能・高性能なんですね。
また、タイイング後に液体浮力剤にドブ漬けして乾燥させたタイプや
ウィング内に粘着剤を擦り込み更にドライシェイクパウダーを塗したり
浮かせる工夫は上限がありません。その内、空中に浮くホバリング状態を
演出できたらスゴイですね。(アホか!)
この超釣れる名鈎をあまり好まない方もみえますが私は大推奨いたしますわ。
カディスの好きな方はやはり「ポチッ」してくださいね。
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