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2008-03-01 01:32:11 | アマゴに片想い
4年に一度の閏年は2月が一日多いとなっていますが
この2月29日に生まれた方は4年に一度しか誕生日が来ないんですねぇ。

もう昨日の事ですが朝寝坊癖が付いてしまったイタリアおやじは
AM8時半を回った頃に起床して75km地点のアマゴの渓に向かいました。
10時半に現地到着しましたが暖かくなるとの予報通り既に外気温は
10度以上ですが渓沿いの舗装路には先日の雪が圧雪状態になり
凍結していて油断するとコントロールを失いそうな程でした。

早朝からでしょうがエサ釣りのご年配者が非常に多く入渓が
思うようにいきませんので釣り上がられた後のサオ抜けを攻めて
みる事にしましたが川幅の狭い渓では流石になかなか手強く
暫くは1尾も水面を割ってくれませんでした。

水深の有る緩い流れの底を凝視すると魚影は確認出来ますが
気温が更に上昇しても水生昆虫のハッチは活発では無く
時折、10mm位のツツトビケラが突き出し岩の上を這いずって
いる他は陽の差す場所でユスリカがチラホラ程度で捕食体勢に
入っているアマゴは見つけられないでいました。

当然、ライズも見られません・・・。

こうなると小場所に隠れたアマゴをピンポイントで攻めるしか
方法がありません。エサの方が攻めたてた後の
500メートル区間の内のサオ抜け一箇所から
この日の貴重な1尾が「バシャ!」と飛び出してきました。



ナイスなアマゴでイイ顔してました。



ロッドは予告通りの “ フレックス テイラー ” でしたからこのサイズでも
とてもスリリングなやり取りが愉しめこの1尾だけでもう満足ですわ。



そして今期初の水中撮影をしましたが水は思いのほか冷たく
これではコカゲロウの釣りは当分未だ先って事を掌が実感いたしました。

その後、水面を流れる毛鈎を直下まで見に来て口を使わない場面を
何度も確認しましたわ。
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