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Fashion Motorcycle Flyfishing Garage Base Formula One Senna

Joy

2010-04-29 01:29:14 | アマゴに片想い


「雨だから・・・風だから・・・釣れない。」と言うのは全くの勘違いと言うか
殆どが釣り人の言い訳の様なモノで、嵐の中での釣りは単に無謀なだけですが
そうじゃなくある程度の悪天候は絶好の釣り日和である事を改めて強調します。

むしろ、ピーカンの方が状況的には悪条件ですし、付け加えて言うならばハッチが無いから
サカナが上を向いていないんじゃないか、ライズが無いからドライフライでは釣れない等々・・・
負のスパイラルに填まり込みネガティブ思考に支配されてしまうと折角のチャンスも
巡っては来ない様に思えますからイタリアおやじは先ず気持ちのスイッチをオンに固定し
ポジティブな思考と行動を忘れない様に心掛けています。
そして好機には俊敏に対応出来る様に用意周到なのは言うまでもありません。

22日の第二ラウンド開始です。

現地に急いで移動し川を覗き込むと既に平常の水位をかなり上回り濁りも混じってきていました。

もう一時間もすれば水嵩が増し臨界点を越えそうな感じの中で小堰堤の直下を攻める事にし
堰堤上で圧しの強い濁った水を膝の裏に被りながらダウンクロスで流れに逆らい毛鈎を
逆引きをしますとある筋で早速1尾が飛び掛かってきました。



これが答えでした。

例の10番サイズの毛鈎が炸裂!

水面に毛鈎が着水するや否や、次から次へと順番に飛び出して来てダウンクロスですから
殆どが向こう合わせでガッチリ鈎掛りです。筋に行列していただろうと思われる銀毛混じりも
含めアマゴ嬢の集団をアッと言う間に二桁の数釣り達成です。堰堤脇に微かな撮影可能場所が
有るのですが迂闊に移動して足を取られてバランスを崩すと流されてしまいますから
全ての個体を「エイヤッ!」と、小堰堤上に抜き上げリリースしていました。
筋からの反応が遠退いたので今度はその脇の一段緩い筋を今度はロッドを寝かせた状態から
立てる様にアクションをし毛鈎のハイスピードリトリーブを演出しますとまたまた次から次へと
毛鈎にアタックが始まり釣れてくれますから最後に安全な堰堤の脇から釣り上げた個体だけは
一時的にネットで休憩していただき、後の撮影会に参加してもらいました。



堰堤下にはどれだけのアマゴ嬢達が集まっていたのでしょうか?
20尾は軽く掛っていますからその倍以上の数の集団が居たかも?

ウィングを粉で塗して浮力を与え水面をスケーティングさせた毛鈎にトリプルアクセルの
ジャンプ並みに可憐に咥えて決めてくれますからどの娘にも高得点を与えましょう。



この毛鈎に魔力が潜んでいるのは間違いの無い事実です。



恐るべし・・・



爆釣連続ヒットは老人フライフィッシャーを狂喜させてしまいます・・・
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