「嫁をずっと大切にしろよ・・・」
これは今は亡き父が生前に口癖の様に言っていた私へのメッセージでした。
釣りに夢中になり過ぎて家庭を見捨てているかの様に見える私を案じての事。
11月19日は父の命日。
その命日に近い16日と17日、イタリアおやじとニキータは仲良く奥飛騨へトリップしました。
名古屋港を午前9時過ぎに出発。高速道は一切使わず長良川沿いの国道156号線を北上し
郡上八幡からは紅葉を愉しみながらせせらぎ街道のワインディングをターボチャージャーを
効かせ力走しましたからアッと言う間に道の駅・パスカル清見に到着しランチしました。
11月の平日ですから観光客も少なく大人のゆったりとした時間が過ぎて行きます。
澄んだ空気の中、乾いた落ち葉を踏む時に発するカサカサ音が
もう直ぐそこまで冬が忍び寄って来ている事を告げている様でした。
ワイフは水辺に近寄って余りにも美しいエメラルドの如き淵を覗き込んでいました。
時折、良いサイズのイワナが至近距離でライズしますから最高のロケーションです。
釣りのシーズン中ならばワイフに毛鈎で釣り上げる一部始終を見せてあげられるのですが
今はもう禁漁期ですからそうは行きません。
せせらぎ街道は素晴らしい景色が紅葉の時期で無くとも愉しめますし
イタリアおやじに取っては眼を閉じて自動操縦が出来る程に
街道の最速レコードラインがインプットされた人生の快楽街道の様なものです。
高山市を通過する前にチョイと大倉滝迄プチトレッキング。
実は、せせらぎ街道を今迄何百回も往復しているのに大倉滝を見に行ったのは初です。(恥)
そして、高山市から小八賀川沿いの158号線を使い奥飛騨平湯経由の471号線から
蒲田川沿いへ入り栃尾温泉界隈で一服。
一先ず、お一人様100円の足湯に浸かり「あぁ・・・ゴクラク、ゴクラク。」
陽が傾くと奥飛騨は流石に寒く外気温は既に2~3度。
足湯とは言え寒い中の熱い露天の温泉で足元がポカポカするのは何とも気持ち良く
ズッとこのまま浸かっていたい気分でした。
チェックインの時間を既に過ぎていた為、慌て気味に予約をしていた“ 穂高荘 山のホテル ”へ・・・
続きは次エントリーで・・・
衝撃画像(笑)と、奥飛騨の素晴らしい風景に「乞うご期待!」