
5月31日、月末締め括りの釣行だ。
フライフィッシングが最も充実する旬の月である5月は
アッと言う間に過ぎて行った。
幸いな事に釣果に恵まれ一杯大型が釣れてくれたから
釣行を重ねる度にネタが一杯溜まって
ストックが全然アップ出来ないまま、没ネタ・没画像・没動画
として葬られそうな勢いだ。
5月締め括りの主役は外道の特大イワナとなってしまった。

8寸から尺位のアマゴを射止めたくて早朝から入渓した別の河川では
まあまあサイズの美形ヤマメが掛かってしまい午前は終了。
お昼には帰宅準備をしていたが、何故だか引き寄せられる様に
何時もの渓に迷い込んでいた。
更に渇水が酷くなり全く釣れる様な感じがしない流れが
続いたが・・・何故か心臓が高鳴り始めた。
ティペットのサイズアップも自然として鈎先のチェックも
怠らなかったし、先程迄いやらしい風が舞っていたのも治まった。

「今がチャンスだ!」
渇水で何時もよりスローに流れに乗った EHC 102Y #11 を
拳骨大の頭のヤツが「ガバッ!」っと引っ手繰った。
反射的に合わせると、「バシャバシャバシャ~!」っと
とんでもない大飛沫が上がり大暴れ・・・
ランディングネットでは掬えないサイズだったので
大格闘の末、何とか河原迄引き摺った。
「ヨッシャ、捕ったド~!」
外道を相手に大人げ無い行為だったな。

サイズは如何でもいいから45以上50未満としておこう・・・
何だか今度は60を期待させるな。
つづく・・・