
前エントリーでもお伝えしたが22日は梅雨らしからぬ空気に
包まれ清々しく過ごし易い一日だった。
朝一では流れに濁りも有ったがお昼には透明度も高くなり
澄んだ空気と勢いの強い清らかな流れが整った。

午前中でもう充分な数のアマゴ嬢達と狂った様に
乱交したが残念だったのは尺超えが二度出たものの
一尾は追い喰いで合わせが決まらず・・・
もう一尾は口先だけが水面から出て毛鈎を摘まんだところを
合わせたらほんの微かな抵抗感だけがロッドに伝わっただけで
毛鈎が舞い上がって飛んで来た。
どちらも曝した魚体だけは見ていたので確実に尺超えの大型だった。
でも、アマゴのクオリティーとしては8~9寸位が最高だ。

やはり、こんなのが一番惚れ惚れするわ。
アップでもう一枚、見てやっておくれ。

色白さと細かく少ない朱点の上品さ・・・
完全無欠な魚体の曲線美と聡明な顔つき・・・
この屈指の美しさはアマゴ棲息域では絶対トップクラスに違い無い。
こんな娘とずっとラブラブを続けていたいが・・・
午後からは少しずつ水位が下がり水勢も治まって来た。
そして、コイツらが黙っている筈が無い。

尺超えのイワナ達の執拗な嫉妬行為の連続だ。

一体何尾釣れたんだろう・・・
パワフルなコイツには少し手こずらされた。

35センチ位だったがサイズ以上のもの凄い力持ちで
久々に先糸がイッてしまうんじゃないかとヒヤヒヤさせられた。
先日の五年生よりも格段にパワーは上だったな。
アップだとこの顔つきだ。

婦警さんも駆け付け緊急逮捕だ。

暫くすると頭上の木から蜘蛛男が出現。
婦警さんでは手に負え無く何時迄も暴れまくるので
コブラツイストで押え込んで逮捕に協力してくれたぞ。

ラブの世界では嫉妬に狂ったヤツへの対応が
一番ややこしいんだわさ。

「捕まっちまったぜぃ。ワイルドだろぅ。」
最高の水況下での8時間にも及ぶ上質な釣りの時間は
アッと言う間に過ぎて行った。