
「先行者有りだから釣れない・・・」
そんなのは絶対では無い。
先行者とは違った事を徹底的に実行すれば
幾らでも釣れる余地は有るものだ。
少しの時間差、アプローチの距離、そしてフライパターンやサイズ
毛鈎を流す筋や七変化ドリフト等々・・・
それにしてもこの一週間は忙しくて泡を吹いていた。
その間、17日には大雨が有り、飛騨の渓は大増水。
水嵩が2メートルも上がった痕跡が有り今迄の流れは一変していた。
久々の飛騨詣での様な感じがするがそれは全く気のせいだな。
19日は何とか iPhone のアラームで珍しく午前5時半に起床出来た。
暑くなる前に一発決めようと急いで現場に到着すると既に先行者の気配。
Sクラスのポイントは難しくなるが水量は豊富だから如何って事は無い筈だ。

真新しい先行者の足跡から推測するにここを通過してから
1時間も経っていない感じだ。
しかし、こんな砂地に足跡を残すなんてデリカシーの欠ける釣り人だな。
私は殆ど石の上を歩くから足跡は残さない主義だが
逆にそれは後続者の立場からするとちょっと意地悪かな。
荒らした痕跡が無いからな。
ところで、大水が治まった引き水時は狙うポイントも無数だ。
渇水だとなかなか釣れてくれないアマゴ嬢も男波にちゃんと入っている。

筋を外すとイワナ達の猛攻だから細心のアプローチは絶対だ。

今回も外道尺超えイワナには悩まされたな。
