日中は、まるでジョージ・ハリスンの歌声が空から降り注ぎそうなお天気でした。
22日朝9時、標高が高いにもかかわらず気温は初夏並みに高く
何だか気分はノリノリです。
早速、目的の渓へ直行しました。
さて、実釣開始から数分で先ずはイワナ3連発。
そして少しずつポイント移動して流れの速い流芯に15番サイズのEHストーンを
トレースすると追い食いして26センチのアマゴが出て 「ウッシッシ!」 です。
相当活性が高い様子でまた同じ筋から同サイズが出てきてくれて 「ウハウハ!」。
そしてまたも・・・これでもか・・・エッ!また?・・・出てくる出てくる・・・
緩やかな流れの淵では複数のアマゴがライズの競演中で全て 「イタダキ!」。
もう出ないでしょうと思って毛鈎を再ドレッシングして流すとまたしても・・・。
次々とポイント移動していってもこんな調子がずっと持続し、瀬でも淵でも
とてもイージーに相当数のアマゴがイワナ混じりでお相手してくださるのだから
イタリア気質としてそれに応えたく超超チョ~頑張ってしまいました。
未だ開始から一時間少々経過しただけなのに軽く30尾は突破。
特定の水生昆虫だけで無く一気に気温上昇した為か複合ハッチの様で
あらゆる虫たちが渓を飛び交っています。
こうなってくると毛鈎のパターンやサイズなんかはもう如何でも良く
慎重なアプローチと正確なプレゼンテーションだけで思うがまま。
アマゴもイタリアおやじも共に狂喜乱舞の世界に突入しドップリと
浸ってしいました。
何たる 「シ・ア・ワ・セ~!」 至福の時です。
これに近い状況に出くわしたのは1999年の春にもあった記憶です。
ドラッグが掛かっていようが浮く毛鈎が沈んでしまおうが
鈎掛かりしてしまう、管理釣り場より凄い、まるでイケスの中の
飢えた腹ペコ・アマゴと同じ感じです。
ただ、そんな状況下でもそこは自然渓流、人の気配には敏感で
悟られる以前の業である事は言うまでもありません。
水量・気温・水温共申し分なく ハッチ → ライズ → フィッシング と
連動して正にパラダイス。 でもなかなかこんな状況が巡って来る事は稀ですわ。
大当たりのクジを引き当てた気分です。
訳有ってお昼にはモーターホームに戻らなければなりませんでしたが
ライズするアマゴ達が私を解放してはくれず更に釣り上がりました。
相当数追加した頃には既にお昼を遥かに過ぎて13時半になってしまってました。
何だか100尾は突破しています。
とある方と落ち合う予定で「お昼頃には車に戻る予定です。」と伝えておきながら
普段は時間厳守で奇特なイタリアおやじにしては珍しく快楽に溺れルーズな本性も
曝け出してしまい先方様には遅刻を平謝りした次第でございます。(反省)
ライズを前にしてロッドをたたむ事はそう容易くはありませんわ。ア~ァ
To be continued
想像つきません。
kebariさんのゆるんだ笑顔は想像できますが(笑)
うらやましい…
GW中は釣り人のプレッシャーで渓魚は怯えて
いますし、よりハイレベルな釣りが要求されますわ。
もっともっと精進せねばなりません。