ナゴヤ・モーターショー2013では四輪が中心だったが
毎回小さなブースには魅力的な単車も展示してある。
ホンダのCB750FOURのOHCエンジンシリーズは
その生産台数の多さから今も尚、リビルドや
リプロダクト等のアフターパーツが豊富で
比較的維持し易く旧車派の若いヤツから初老の方迄人気が高い。
1969年から9年間で60万台以上が生産されているから
生産時からの現役車を含めリビルドカスタムされた
ピカピカを入手するのはそんなに難しい事ではない。
お金次第だけど・・・
40年前のオリジナルに拘るのも良いが
現代の高精度なアフターパーツで武装したのも
なかなか面白い。しかし、きちんと整備されたものは
それなりの価格だから思い入れや拘りが無い場合は
手を出すにはチョット勇気が要るかも知れない。
男らしい大きな図体と野太いゴロゴロ音を奏でる
独特のエグゾーストのCBサウンドは今でも公道で健在だ。
こんなレーサーっぽいのは稀で若いヤツは
ポリススタイルに憧れているのがやたら多い。
北米ホンダで発売が先行されたが当時の人気は絶大で
このCBを撃墜する為にカワサキのマッハスリー500SSが
刺客として登場しCB750FOURに後塵を浴びせた逸話は有名だ。
でも私にとってバイクはプアマンズロケットなので、こういうお金持ちのスペシャリティバイクには乗りたいとは思いませんけど。
しかし、なぜかCB750FOURは人気がありますね。
不格好とは思いませんが、正直不思議で仕方ないです。
あと、オーナーズクラブと思われる人たちがGW等の混み合う観光地とかで、とかく群れたがるのも印象悪いです。
以前、知多の渋滞した道路脇の飲食店の大きな看板の上に登ったその手の人が、ふざけて下半身丸出しでオシッコしてたのを目撃したからかもしれませんけど。
まあ、バイクそのものには全く関係の無い話です。
その完成度の高さとバランスの良さから多くの人々を
魅了した昭和の傑作の一つだと私は思います。
マナーの悪い集団は目立ちますがきちんとした
正統派のCBオーナーズクラブも沢山存在します。
行儀の良し悪しは別として同志として群れたがる習性は
フライの世界でも一緒の様な気がしますよ。(笑)