007ムービーの第一作目、Dr. No(007は殺しの番号)
話題性を事欠かないボンドウォッチの話だが
ボンドが装着して馬鹿みたいな人気の ROLEX や OMEGA は
さておき・・・
第一作目の登場腕時計第一号機は GRUEN (グリュエン)の
Precision 501と言うスモールセコンド付きモデルだ。
途中、第二号機として ROLEX Submariner が映し出されるが
間違いなくGRUEN Precision 501 が
ボンドウォッチの第一号機なんだね。
スモールセコンド付きではない三針モデルで
当時モノの GRUEN をオレも所有していて現役。
これは手巻き自動巻き兼用で精度も申し分無い状態。
クラシックスーツスタイル時にたまに装着するけど
最近はデカ時計に押され気味だな。
GRUEN は1870年代創業のドイツ人によるアメリカブランドで
1930~40年代にはケース自体がカーブデザインされた
トノー型(樽型)「カーベックス」が一世を風靡した。
その後、1970年に廃業してしまったから惜しい。
オレの1930年頃のトノー型は稼働はするが流石に精度的には???
以前計測した時は日差マイナス5分位だった。
これ位の誤差が寛容になれる様な器の人じゃないと
こんな腕時計はタダのガラクタだろうね。
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