goo blog サービス終了のお知らせ 

日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

文書による情報公開

2005年12月23日 | インポート
雲仙市長奥村氏の所信表明が、文書として、雲仙市のホームページの中で公開されております。

文書にして公開されれば、いつでも、じっくりと、落ち着いて、何度でも読み返す事が出来ますので、主張されている内容が間違いなく伝わって来ます。

私のように、ケーブルテレビを見られる環境に無い者にとりましては、とても有り難い事ですし、情報公開のあり方としては最も好ましい方法であると私は思っております。

奥村市長は、その公約どおりに、着実に情報公開を具体的に進められているように見受けられます。

今後においては、ご自身が所信表明された施政方針を、いかにして実現されていくのか、その審議の過程や具体的な成果等を、可能な限りにおいて、極力即時性をもって、公開していただきたいと願っております。

議会における一般質問とそれに対する答弁の全文も、可能な限り早い時期に、雲仙市のホームページ上で公開していただきたいものです。


豊田かずき



鶴の姿

2005年12月22日 | インポート
諫早干拓の田んぼで、5羽のなべ鶴の姿を見ました。

諫早市内まで行く途中で、諫早干拓地の中の道路を走っていた時に、うっすらと積もった雪の中の田んぼを歩き回っている姿を見る事が出来ました。

以前にも、諫早干拓地の中に、鶴が飛来した事があったそうですが、自分の目で見たのは、これが初めてでした。

同乗していた妻は、携帯電話のカメラで、その鶴を撮影しておりました。

一般的に、群れで行動する鳥のようですが、私たちが見た5羽の鶴は、群れから離れて行動しているグループなのかもしれません。

群れに所属していても所属していなくとも、個々の鳥が、自分の餌は自分で見つけて腹を満たさなければならないことに変わりはありません。

5羽の鶴たちの挙動から、そのような飄々としたものを感じ取り、その様が凛々しくさえ見えました。

自分も、そのようにありたいものだという思いを強くしました。


豊田かずき



温度差

2005年12月21日 | インポート
標高600m付近では雪が降っていましたが、標高が低くなるにつれて、みぞれに変わり、標高数メートルの付近では雨模様でした。

標高の違いに起因する、気温の違いによるものだと思われますが、夕方から夜にかけては暴風も吹き荒れ、平野部でも気温が下がり、我が家の周りにも雪が積もっています。

子どもの頃には、朝起きて外を見た時に、雪が積もっていると、とても嬉しく感じておりましたが、最近では、車での移動の事が気になってしまいます。

その時の解釈の仕方によって、他人のしている事に対する評価の仕方にも温度差があるようです。


豊田かずき


本光寺

2005年12月20日 | インポート
十数年ぶりに、島原市の本光寺のところまで行く用事がありました。

本光寺所蔵の地図を、伊能忠敬測量隊が作成した物かどうかを調査するために、伊能忠敬研究会会長の渡辺一郎氏が本光寺を訪問された時に、一度お邪魔した事があります。

200年ほど前の文化9年11月4日(西暦1812年12月7日)から、同年11月19日(西暦1812年12月22日)までの16日間で、伊能忠敬測量隊が、島原半島全域の海岸線(外周)と、雲仙温泉へ至る道路の一部を測量したという記録が残っております。

日本全土の、正確な測量に基づく地図を、歴史上初めて作成したと言われている伊能忠敬が、毎日の測量行程を日記に記録していたので、その様な事を知る事が出来ます。

愛野村の庄屋、深浦九郎左衛門の家に一泊して、そこで天文測量を行ったと記されております。

文書化された情報は、200年の時を経ても、当時の地名などを知る資料として役に立ちます。

情報公開の推進を主張されている奥村市政において、特に議会情報に関しては、どのような方式での情報公開を実施されていくのか、まだはっきりとは見えてきません。

文書化して残る記録(議事録)を、どのようにして公開されるのか、その方針を早く知りたいものです。


豊田かずき


もち米の精米

2005年12月19日 | インポート
車で5分位の所に、自動精米装置が設置してあります。
100円玉を3個入れると、30kgの玄米を、6分間ぐらいで好みの白さに精米してくれます。

正月用の餅つきのためのもち米を1袋と、うるち米の新米と古米を1袋ずつ精米してきました。

今年も、あと10日ぐらいで終わろうとしており、12月の初旬までは、比較的暖かい日が多かったのですが、ここのところ冷え込んできており、例年の師走らしくなってきたようです。

餅つきといえば、子どもの頃には、親戚が何人も集まり、部屋中に新聞紙を敷いて、その上に丸めた餅を並べていたので、その日の夜は、寝る場所も狭くなるような状況だった事を思い出します。

その頃は、1俵(60kg)分ぐらいの餅を搗いていたように記憶しております。

餅つきの前日から、もち米をといで水に浸けておいて、翌日は朝から夕方まで一日がかりでの行事でした。

最近では、電動の餅つき機で、少しの量しか搗かないので、家族4人で、午前中には終わるようです。
来週には、その餅つきをしなければなりませんが、準備としてのもち米の精米は終わったので、ひとまず私の役目は果たした事になります。

今年は、一時期体調不良の時もありましたが、家族が健康で過せている事が何よりだと思います。


豊田かずき



臨時議会の情報は?

2005年12月18日 | インポート
雲仙市議会における初めての臨時議会が終わってから、既に2週間以上が経過しましたが、その臨時議会に関する情報を、雲仙市のホームページ上で見つける事が出来ません。

その時に決まった議長・副議長・各委員会の委員長等の情報については既に公開されておりますが、その他の議案に関する情報が示されておりません。

唯一分かっている事は、「市長の日記」を通して、特別職等の報酬引き上げの議案が否決されたという事ですが、それらの詳細についての情報も示されておりません。

特別職等の報酬引き上げの議案の採決に際して、全会一致での否決だったのか、賛成少数での否決だったのかなど、詳しく知りたいものです。

もし、賛成少数での否決であったとすれば、賛成した市議会議員もおられたということですから、どのような方が賛成されたのかということも知りたいですし、採決に至る質疑・討論など、どの方がどのような発言をされたのかを知りたい所です。

そのような情報こそ、ホームページ上で公開すべき情報ではなかろうかと私は思います。

しかし、このような事を言うと、「議事録を閲覧してください」という答えが返ってくるのが一般的であろうと思います。

雲仙市議会における議事録の調整手順は、どのような方針に決まったのでしょうか。

議会事務局内部の職員の手によるのか、あるいは外部委託によるのか、調整までにどのくらいの時間を要するのかなど、いろいろと知っておきたい事が出てきます。

合併前の協議内容によれば、議会事務局の職員数は5名を予定しているという事でしたが、もしその5名の職員の方々が、テープリライターの技術を修得されたならば、議事録の調整のための、議会における発言を録音した、テープからの文書化の作業は、外部委託することも無く処理できるのではないかと私は思います。

もちろん、今からすぐに実行できる事では無いでしょうが、少し先の事を考えて、資料を揃えて、訓練を始めてみれば、将来的には、経費節減の要素の一つになるのかもしれません。
役所の職員の方が、実務を通して技術修得をしていかれるという事は、雲仙市の将来にとりましても、有益な事ではないでしょうか。

あるいは、雲仙市内に、テープリライターの技術を駆使できる小規模な集団を、どなたかが設立されて、そこに議会議事録の調整を委託するという事も、ひとつの方法ではあろうかと思います。

いずれにしましても、情報の公開は、可能な限り迅速に行える体制をとっていただきたいと願っております。

従来のほとんどの自治体が行っていたような、2ヶ月も3ヶ月も遅れての、文書化された議会情報の公開では、住民が望む情報公開のあり方とは、ほど遠いのではなかろうかと私は思っております。


豊田かずき


炬燵の番

2005年12月17日 | インポート
雨が降ったり、雪が降ったり、夜には暴風が吹いたりと寒い一日でしたが、仕事が休みだったので「炬燵の番」で過しました。

炬燵に入って、テレビを見ながらのんびりしていると、掃除機の音が自分のいる部屋に近付いて来て、やがては炬燵の中からの一時退去を妻から命じられます。
掃除をする時の妻にとっては、私は粗大ゴミ扱いです。

妻は、我が家においては、絶対的な権力者ですから、逆らう訳には行きません。
せっかく温まった炬燵から出なければならないのはいやなのですが、素直に一時退去要請に従うことになります。

テレビの音も、掃除機の音でかき消されて、せっかく見ていた番組の内容が分からなくなりますが、それも数分の辛抱とあきらめて、じっと待ちます。

掃除が終わると、また、炬燵に入り、テレビを見ながら、のんびりと至福の時間を過ごせます。

のんびりと出来る、この平和な社会に、感謝、感謝の一日でした。


豊田一喜


平成新山ネイチャーセンター

2005年12月16日 | インポート
平成新山ネイチャーセンターという名称の場所まで初めて行って来ました。

垂木(たるき)という名称の国家三角点の所在場所を確認するために行ったのですが、そこから見た景観から、色々な事を感じました。

標高が580mぐらいの所から眺めた、標高1486mの平成新山は、その山肌がうっすらと雪に覆われていて、頂上付近は白い雲でつつまれており、美しい絵を見ているようでした。

しかし、その山肌に点在している大きな岩石から連想される、地形そのものを変えてしまったのであろう溶岩流の痕跡から、尊い人命を奪い、噴火による被害により、住む場所を移らなければならない事を余儀なくされた方々の、生活の場を奪ってしまった、人の力の及ばない自然の威力の非情さを想いました。

白い雪の下には、たくさんの悲しみや思い出が埋め込まれているのだろうと思います。

災害後の復興作業により、たくさんの防災施設や道路が建設されており、そのような復興作業の創出によって、地元の島原市の建設関連業界は、一時期とても活気があったというようにも聞いております。

しかし、そのような復興作業もほとんど完了した現在においては、国の公共事業費の削減方針と相まって、経営状況が悪化している業者も少なくないというように聞いております。

この事は、島原市に限らず、私たちの周りでは全般的にそのような状況であるという話を、頻繁に聞くようになりました。

政府は、三位一体の改革と称して、地方交付税の交付方針を見直す事を明言してはおりますが、地方への税源の委譲については、具体的な方針を明らかにしていないのが現状のようです。

しかしながら、そのような状況下においても、地方は生きて行かなければなりません。
一度国民から集めたお金の分配権を握っている国から、通常の分配金の他に、いかにして、より多くの分配金を割り当ててもらえるように出来るかが、首長の腕にかかっているのではないでしょうか。

奥村市長の日記から、そのような事を実行されている様子が伺えて、頼もしく感じております。

情報公開についても、実行されつつある現状を見ますと、雲仙市の指導者として期待しても良いのかなという気持ちになっております。

12月議会定例会の一般質問に対する答弁においては、「担当部長をして説明させます」というような発言を、極力使われないようにして、ご自分の言葉で答弁されますように願っております。

議会がケーブルテレビでも中継される予定になっているようですし、市民が注視している事でもありますから、各議員の市長に対する一般質問に対しては、ご自身の言葉で答弁される事こそが、質問議員に対する誠意であり、市民に対する誠意でもあろうかと私は思っております。

平成新山ネイチャーセンターを訪れて、自然にその様なことまで思ってしまいました。


豊田かずき



雲仙市議会の日程等の公開

2005年12月15日 | インポート
雲仙市議会の12月議会定例会の日程と、一般質問の通告内容が、雲仙市のホームページで公開されました。
開かれた雲仙市議会を望んでおりました市民の一人として、好ましいことだと思っております。

議会中継も、ケーブルテレビ2社により行われるという事で、こちらについても、各議員や、市長・教育長ならびに説明要員としての各部長氏のひととなりを知る上において、市民にとっては有益な手法であろうと思います。

残っている議会情報の公開としては、議会議事録のホームページ上での公開について、どのような方針にされるのかが気になる所です。
この事も、議会情報の公開における、重要な事柄のひとつであろうと私は考えております。

文書化されたものは、じっくりと繰り返して読む事ができますので、主張している事の内容を間違いなく解釈する事が出来るものと思います。

映像や音声も、繰り返して見聞きすれば同じではないかと言われるかもしれませんが、映像や音声は動きのある情報であり、文書化された情報は静止した情報であるという観点からすれば、やはり静止している情報の方が認識しやすいでしょうし、発言情報の検索という事においても、自在に検索できるのではないかと私は考えております。
ですから、早急に方針を決めて取り組んでいただきたいと願っております。

議会の開会時刻が、10時からというのも、広域からの市会議員の集合や、ケーブルテレビを視聴する方たちの視聴可能な時刻などに配慮された設定なのかなと、勝手に思ったりしております。

一般質問の通告議員の数は、今回は20名ですが、どのような一般質問をされるのかと期待していた議員の名前が、その中に一部含まれていなかったのが残念でした。

特に旧愛野町の前川治議員、旧千々石町の町田義博議員などが、どのような一般質問をされるのか興味を持っていたのですが。

また、一般質問の通告内容を見ますと、議会初日に市長の施政方針演説で明らかにされるような内容についての一般質問のテーマが散見されるようですが、そのような質問に対して、奥村市長はどのように答えられるのか、興味のあるところです。

「施政方針で説明したとおりでございます」という訳にも行かないでしょうから。

議会情報の公開によって、多くの雲仙市民の方が、雲仙市政に興味を持つ事に繋がっていくのではないかと思います。


豊田かずき


公式の定義について

2005年12月14日 | インポート
公式のホームページとは、どのようなものを指すのでしょうか。

国、県、市町村などの、色々な公共団体が公開しているものを指すのでしょうか。
企業が公開しているものを指すのでしょうか。
いろいろな各種の団体が公開しているものを指すのでしょうか。
政党や国会議院、県議会議員、市町村議会議員が公開しているものを指すのでしょうか。
個人が公開しているものを指すのでしょうか。

私は、上記のいずれにおいても、そのホームページを公開している人や組織が、その中で表現している内容について、公式に責任を持てるようなホームページであり、そのホームページを公開している人や組織が「公式なものである」と認識していれば、公式のホームページと言っても良いのではないかと考えております。

公園と個人の庭の比喩で、公式であるかそうでないかの区別をしている人もおられるようですが、その事に対しては、私は異なった考え方を持っております。

その方が公園と称している場所も、本来は個人やグループの所有物である場所のはずです。

公園として公開(開放)しているから、多くの人が訪れる事が出来るのだという考え方は理解できますが、個人の庭であっても、要件さえ満たしていれば、多くの人が訪れる可能性はある訳です。

ただし、一般的に、個人の庭に入る場合には、どこの誰で、どのような用件なのかを明らかにしなければ、中には入れてもらえないというだけの事ではないでしょうか。
また、中には入らなくても、よほど高い塀や生垣で遮断されていない限り、敷地の外側からでも見る事はできると思います。
視線をそちらの方へ向ければ、自然に視界に入ってくるはずです。
要するに、閲覧する事はできるということです。

そのような意味において、個人所有の庭(ホームページ)であっても、見える状態にしていれば(公開していれば)、「公式」なホームページと見做して良いと、私は思っております。
また、ほとんどの個人や組織所有のホームページにおいては、メールによる意見などの受け入れはしている様ですので、そのような観点から言えば、多くの人が訪れる門戸の開放はしていると言えるのではないでしょうか。

「公式」でなければホームページの「公開」などはしないはずでしょうから。
「非公式」であれば、当然の事ながら「非公開」としているのではないでしょうか。

公園として開放(公開)しているのであれば、確かに、そこには不特定多数の人が訪れる可能性はあります。
しかし、中には、公園の中のゴミかごに、自分の家からビニール袋に入れて持って来たゴミ(自分の心の中に鬱積した、他人への誹謗・中傷などのたぐい)を、こっそり(匿名で)と投げ入れていく人もいるでしょう。

本来ならば、そのような「自分の家からビニール袋に入れて持って来たゴミ」なども、公園であり、そこに管理人がいるのであれば、その管理人の責任で片付けなければならない「ゴミ」ではないでしょうか。

その様な物を放置したままにしておくと、その公園の景観は醜くなり、悪臭を放つようになって、誰も寄り付かなくなるのではないでしょうか。

せっかく公園として、個人の敷地を解放されているのですから、訪れる人たち(閲覧者)が気持ちの良いような場であってほしいものですね。


豊田かずき


国家三角点

2005年12月13日 | インポート
久し振りに、国家三角点を巡りました。

国土地理院が発行している縮尺1:25,000地形図と、三角点の「点の記」を頼りに見つけます。

国家三角点の等級によって、埋設されている標石(柱石)の大きさが若干違います。

普段は人目につかないような存在なのですが、無ければ困る存在のものです。

精密なGPS測量により、周期的に計測する事によって、地殻の収縮を検知する事が出来ます。

学校の校庭の片隅や、屋上などに設置されている場合も有ります。

国土交通省国土地理院の「基準点配置図」を閲覧すると、どこに国家三角点があるかが分かりますので、そのような情報から国家三角点を見つけてみるのもおもしろいかもしれません。


豊田かずき


活断層活動確率地図

2005年12月12日 | インポート
産業技術総合研究所 地質調査総合センターが「全国主要活断層活動確率地図を刊行」という記事が、日本測量協会の機関紙「測量」の中に載っておりました。

以下は、その記事からの抜粋です。

活断層とは、繰り返しずれ動くことで大地震を発生させる、いわば大地の傷です。
この繰り返しの規則性を把握することにより、将来の活動(=大地震の発生)を予測することができます。
産業技術総合研究所(産総研)活断層研究センターでは、旧工業技術院地質調査研究所時代の1970年代から活断層の調査研究を継続的に実施しており、近年では活断層に関する日本唯一のデータセンターとしての役割を果たしています。
 最近では、自ら主要活断層の調査を進める傍ら、地質調査研究推進本部の施策に基づいて、総産研およびその他の機関で実施された活断層調査の結果を収集した活断層データベースの整備を進め、さらには活断層から発生する地震の評価手法の高度化について研究を進めています。
今回公表した全国主要活断層確率地図は、活断層データベースで収集したデータと最新の評価手法に基づいて作成したものです。

(中略)

 なお、本地図は活動セグメントごとの活動確率を評価したものであり、将来の地震の発生確率やその規模を直接示したものではないことに注意が必要です。
また、本地図はあくまで最新の研究成果に基づく1つのプロトタイプ(原型)であり、地震調査研究推進本部の地震予測とは性格を異にするものであることにもご留意ください。
 本地図に表示されたデータは、すべて産総研の活断層データベースとしてインターネット上でも公開されており(http://www.aist.go.jp/RIODB/activefault/)、今後、逐次更新を進めていくとともに、検索機能の強化等を行う予定です。
さらに、将来的にはデータベースをGIS化し、他の地図情報との連携を図る予定です。

以上抜粋。


私たちが住んでいる島原半島近辺にも、活断層が何本もありますが、興味のある方はここをクリックすれば、産総研の活断層データベースのページが開けますので、参考にしてください。
詳細な情報(研究成果)を知る事ができます。
ただし、私たちの島原半島の北部地域を調べる時には、日本列島の索引図の中の、九州北部の方を選択してください。索引図の区域線が、少し南北方向にずれているようですので。


豊田かずき


法事

2005年12月11日 | インポート
伯母さんたち二人の法事を、まとめて行いました。

二人とも、20年前に他界した私の父親の姉ですが、一人が三回忌で、もう一人が二十三回忌の年になっていて、1月と6月が命日だったのですが、諸般の事情で、大幅に遅れての法事だったことになります。
二人とも我家の墓に入っている人で、私が後見人のような立場ですから、法事も私の所でやるようにしております。

法事となると、その会食やおみやげを、どのようにしようかと悩むのですが、今回は「あそこのは、なかなかいいよ」という話を、少し前に聞いておりましたので、昨日、妻と二人でそこに行って、説明を聞き、そこに注文をしてきておりました。

そこの女性従業員さんとの会話の一部。
「こちらは配達もやってもらえるのですか」
「はい、やっております。どちらですか」
「雲仙市内ですよ」
従業員さんがニコッとされたので、
「愛野町ですが」
「はい、できますよ」
「愛野町のどのあたりですか」
「吾妻町を過ぎてから、少し大きな千鳥川というのがあるので、そこの橋を渡ってからすぐの所を左に入って150mぐらいの所の右側にある、壁の白い家です。お寺の方へ行く道沿いです」
女性従業員さんの頭の中でイメージがつかめたようで、
「わかりました。地図できちんと調べてから配達するようにします」

ということで、愛野町の方までも配達してもらえる事が分かったので、お願いする事にしました。
巻き寿司などの鉢盛を注文することにして、3000円のサンプルを見ながら思案していると、
「全部で何名様になりますか」
「12名です」
「それならば、3000円のではなくて、2000円のを3つで十分足りると思いますよ」

そのような女性従業員さんの誠実な応対が嬉しかったので、他にオードブルの鉢盛と刺身盛をお願いしました。
刺身盛も、2000円からあるので助かりました。

おみやげには、どのような物を貰ったら主婦としては嬉しいのかと妻に尋ねたら「実用的な消耗品を貰えば助かる」というので、その店の贈答品部門で、お茶のセットを選んで、買って帰りました。

旧瑞穂町の「くさむら駅」という店です。

帰る途中で、旧吾妻町の「清水かまぼこ」に寄って、ここでもおみやげ用の「かまぼこセット」を買いました。
ここは、いつも利用している店で、買い物のついでにトイレを使わせてもらう事がありますが、いつ行っても掃除が行き届いており、感じのいい店です。

「くさむら駅」の鉢盛は、親戚になかなか好評で、特に2000円の巻き寿司盛は、島原市から来ていた親戚が「島原から取りに来てでん、ここんとが良かね」というぐらいの質と量でした。

どちらの店も、同じ雲仙市内にある店ですし、家から車で15分もかからない場所にありますので、今後も機会があったら利用させて頂きたいと思っております。

どのような商売も、毎回がリピーター(再利用者)を獲得するための真剣勝負という心がけで、その組織全体がまとまっていれば、淘汰の末にも生き残っていけるのだろうなということを感じました。


豊田かずき



匿名性について

2005年12月10日 | インポート
匿名性により、不快な思いをした事例です。
雲仙島原半島会議室の「げなげな」という掲示板での文章です。
明らかに私のことを揶揄する表現です。
このような事例を見ますと、匿名性の持つ陰湿さを感じてしまいます。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

(ITで情報発信を自慢する輩を住民の良識が見抜いた)

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

私は、別に情報発信を自慢している訳でも何でもありません。
幅広く情報を公開していくための一方法として、旧愛野町議会議員にならせてもらった5ヵ月後から、議員活動報告のためのホームページを開設していただけの事です。

私のホームページを詳しく見てもらえれば分かると思いますが、町議会議員としての議員活動の実態と、議会内部での出来事などを記録しております。

むしろ、その様な方法を使っての情報公開をしている「議員」の数があまりにも少ない事が不思議に思えておりました。

役場が積極的な議会情報の公開をしないのであれば、自分で出来る範囲の町議会情報の一部の公開を、自分でして行こうという動機から始めたものです。

口で言うだけなら誰でもできる事ですが、それではその他大勢と同じになるので、その様にならないようにとの思いで始めた事です。

決してIT自慢の人間ではありません。
たかだかホームページを公開しているからと言って、IT自慢などという見方をされる人の、ITに対する見識を疑いたくもなります。

「住民の良識は、買収で票を集めるような実態を見抜けなかった」というような表現であれば受容できますが。


ついでに、ホームページを使っての選挙運動と政治活動を、混同して解釈されている方もおられるようですので、それについて少し述べます。

選挙運動というのは、その選挙が告示されてから、その選挙の投票日の前日までに行われる、投票依頼を公然と行って良いと決められている運動です。
ただし、戸別訪問による投票依頼は違法行為になります。
また、インターネットを使っての投票依頼も違法行為です。
告示日より前における投票依頼は、当然の事ながら、事前運動として違法行為になります。

誤解の無いようにしていただきたいのは、あくまでも「投票依頼」をインターネット上でする事が禁じられているのであって、通常の政治活動の一環としてのインターネットによるホームページの公開を禁じているのではないという事です。

政治団体の政治活動は、常時認められておりますし、表現の自由も認められておりますので、政治活動の一環としてのホームページの公開は、選挙運動期間中においても認められております。
投票依頼に関する文言が表示されていなくて、選挙運動期間中において更新をしなければ、選挙運動期間中においても公開していても良いということは、長崎県の選挙管理委員会でも確認しております。


-----------------------------------------------------------------------------------------------------

(雲仙市議選に見事な成績で落選を果たしたバカダナの友人
おのれのHPで敗戦の弁をふるっているがこれがまた傑作
曰く、

>残念とか、情けないとか、悔しいとかいう感情ではなく、あきれてしまったというところが正直な感想です。
>評価をする側の尺度の基準が、どのようになっているのかという事を聞いて回りたいような心境です。)

-----------------------------------------------------------------------------------------------------


これは、文章の一部だけを抽出して、私の事や、勝手に私の友人と決め付けている「バカダナ」(このような表現自体が、他人を侮蔑する下卑た表現です)さんを揶揄するものです。
「傑作」だと思っていただけたのであれば「光栄」ですが、文章の一部だけでは脈絡が通じないと思いますので、その全文は、ここをクリックすれば開けますから、開いて読んでみてください。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

(申し訳ありません、お気持ちは分りますがそのような種類の投稿はこちらへお願いします。
「正直がいちばん!がんばれまさおくん!」
http://otd9.jbbs.livedoor.jp/1000006414/bbs_plain

 こちらの掲示板では、げなげなとは言え「如何にジンクスが事実であったか」「影響された被害者の皆さんへの同情」「摩訶不思議な落選ジンクスの実例」など、誰もが納得してしまうような客観的事実や噂、憶測、推理、洞察などを淡々と記述していただければ有難いです。
 あまりにも皮肉たっぷり過ぎて挑発的で、面白いのですが(笑)、一個人への一方的な中傷とも取れる文章に感じましたので。申し訳ありません。

 つい管理人口調になってしまい、失礼しました。私も人の事、言えた義理ではありませんが・・・)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------

きっと、管理人さん=kazさんにとっては、他人の事を揶揄するような表現が面白いのでしょうね。

私は実名で、顔写真もホームページの中で公開しておりますし、自分の思いは自分のホームページの中で表現できますので、匿名でどこかの掲示板へ投稿する事は絶対にありません(実名で投稿する事はあるかもしれませんが)。
私に対して何か言いたい事があれば、私の所へ「実名」でメールを入れてもらえれば済む事ですし。


豊田かずき


全員協議会

2005年12月09日 | インポート
全国町村議会議長会編の「議員必携」第七次改訂新版によれば

全員協議会は、法的な根拠のない事実上の会議である。
町村議会においては、その必要性から議会が開かれている会期中はもちろんのこと、閉会中においても相当程度開かれている。
全国町村議会議長会の調査でも一町村議会当たり年8.5日を数えている(平成14年7月1日)。

(一) 全員協議会の性格
全員協議会は、法的な裏付けのある町村長の召集行為による会議ではなく、通常、次のような場合に議長の招集で開かれる会議である。

(1) 本会議関連の協議会
本会議の審議の過程で、必要に応じて、議長が休憩を宣して、話し合いをする場合である。
それには、議員相互の意見を調整する場合と、執行機関と議会側の意見の調整を図る場合、そして、この両者をあわせたような場合がある。
いずれにしても議事を円滑に進めるために開かれるものである。
したがって、この協議会で話し合いがついて、本会議が再開されると、議事はきわめて順調に進められる。
しかし、協議会開催中の質疑や意見は会議録に記載されないので、傍聴者や住民には知らされない欠点があるから、そのことを十分意識して、それなりの配慮が望まれる(一般的に協議会は非公開とされるのが実態である)。

(2) 自主的意見調整の協議会
議長の自主的な判断で(又は議会運営委員会に諮って)開かれる場合で、議会自体の行事や運営や活動について協議したり、近く開かれる議会に懸案になっている問題の提案が予想されるような場合、議会内部の意見調整をするため、通常議長の司会で行われる全員協議会である。
したがって、町村長には、何等関係のない議会独自の立場での会合である。

(3) 町村長が意見を聞くための協議会
町村長の依頼を受けて、議長が召集はするものの、その目的は町村長が行政上の重要問題等について議会の意見を聞くための協議会である。
協議の対象は、行財政運用上の重要問題とか、企業誘致や開発行政に関連した対外折衝関連事項等の場合もあれば、中には、議会に提案予定の案件について、説明をし質疑を受ける、いわゆる「事前審議」の類の全員協議会もある。

全員協議会の形式は、おおむね、右のような三つの型に分類できる。
最も多いのが(1)の型であって、会議規則にしばられる本会議に比べてお互いに忌憚のない意見が発表できるので、その後の本会議の運営がきわめて円滑に進められる長所がある。
もちろん、協議会は、非公開が原則であるから、その内容が記録として残らない短所もあるから、その乱用は慎むべきで、必要最小限度にとどめて運用の妙を発揮すべきである。
(2)の型の協議会は、議会が合議体の機関として開会中ばかりでなく閉会中もいろいろな形での事実上の活動を要求される以上、打合せや意見調整の場が必要なのは当然であるから、それを円滑に、しかも積極的にするため大いに活用されてよい協議会であるといえる。
(3)の型の協議会には、問題がある。特に、後段の「事前審議型」の協議会は、議会と町村長が一歩はなれて提案と審議そして議決と執行の権限を分かち合う「大統領制」の組織原理にももとり、議会の権威を失い、町村長の責任体制も否定されかねないものである。
このような協議会開催の町村長の要請には応じない気骨と心構えがあって然るべきである。
前段の型、すなわち、町村行政上の重要問題について議会の基本的考え方を聞いて参考にする協議会の開催は、議会運営委員会等で検討して必要最小限度にとどめることが肝要である。

要は、全員条議会が事実上の意見調整、話し合いの場であることを基本にして、あくまでも活発で円滑な議会運営と活動を目指して良識ある運用を図りたいものである。
なお、全員協議会は、法的根拠を持たない会議であるから、これに対する費用弁償は支給できないものである。
また、全員協議会中の災害については、本会議密着の協議会の場合を除いて、公務災害補償の対象にならないので、十分留意すべきである。


以上が、全国町村議会議長会編の「議員必携」第七次改訂新版による「全員協議会」に関する解説の全文です。
町村という表記の所を「市町村」に、町村長という表記の所を「市町村長」に、町村議会という表記の所を「市町村議会」に読み替えたら、私たちの雲仙市に当てはまるものと思います。

雲仙市議会では、その議会議員「全員協議会」が、今日(12月9日)開催されたようです。

その情報は、「市長へのメール」に対する返書で知りました。

議会情報の公開に関する事柄などが話し合われたようですが、基本的に全員協議会は非公開ですから、私たち住民はその内容を知る事は出来ないようです。

しかし、その全員協議会で、どのような事が話し合われたのか知りたいものですね。
特に、議会情報の公開に関する事は、どのような方針になったのか、是非とも早急に知らせて欲しいものですが、公開はしないという方針に決まったという可能性もあるでしょうね。

その様な場合には、一般市民が声をあげなければならないと思います。

「地方議会の用語集」というホームページがありますので、興味のある方はここをクリックして、開いてみてください。


豊田かずき