妻が国家公務員で夫が民間企業に勤めている場合には、世帯主を妻の名で届け出ている人達がいるそうだ。
そのようにしておけば、家族ごと公務員官舎に入居する事が出来、格安の家賃で済むからということらしい。
育児休暇も民間では1年間以内が一般的であるのに対して、国家公務員は最長で3年間取れるそうだ。
民間企業であれば、たとえ育児休暇であるとしても3年間も職場を離れる事になれば、一時的に退職して育児に専念するというのが通常の常識ではなかろうか。
3年間も職場を離れても、職務に支障の無いような勤務内容の実態そのものがおかしい。
要するに、その人がいなくてもその組織の職務の遂行には何の支障も無いという事だろう。
民間との意識のへだたりが大きすぎるように感じる。
西東京市では、市会議員の報酬を5万5千円増額する条例が、市長の報酬額の増額とともに可決されたそうだ。
(ここをクリックして、「議員報酬」を入力して検索実行して、平成19年第4回定例会(第6日目)本分を選択するとその会議録を見る事が出来る)
同じ東京都内の周辺市の議員報酬の55万円に合わせるという理由によることらしい。
その条例案に反対した良識あるひとりの市会議員氏が、増額分の5万5千円の受け取りを拒否するためにその金額を法務局に供託したら、その市会議員氏に対する5月分の報酬の支払いは市側からなされなかったという。
確かに議員の寄付行為は法律で禁じられているが、議員報酬等の経費の削減を謳ってなされた市町村合併の本質に逆行するような、議員報酬や市長報酬の増額を行なうという事自体がでたらめだ。
権力を与えられた人たちが、一般社会の認識とかけ離れた事柄を、数の力で強行した典型例だと思う。
各自治体は、その財政再建のために、人件費の削減さえも余儀なくされているはずの現状において、自分たちにとって都合の良いような、周辺自治体の報酬額との整合性をはかるという理由にもならないような屁理屈をこじつけて、自分たちの報酬の増額を決めるとはあきれてしまう。
民間との意識のへだたりを感知できない人たちが政治をつかさどっていたのでは、まともな社会の創出は夢のまた夢になってしまう。
豊田かずき
そのようにしておけば、家族ごと公務員官舎に入居する事が出来、格安の家賃で済むからということらしい。
育児休暇も民間では1年間以内が一般的であるのに対して、国家公務員は最長で3年間取れるそうだ。
民間企業であれば、たとえ育児休暇であるとしても3年間も職場を離れる事になれば、一時的に退職して育児に専念するというのが通常の常識ではなかろうか。
3年間も職場を離れても、職務に支障の無いような勤務内容の実態そのものがおかしい。
要するに、その人がいなくてもその組織の職務の遂行には何の支障も無いという事だろう。
民間との意識のへだたりが大きすぎるように感じる。
西東京市では、市会議員の報酬を5万5千円増額する条例が、市長の報酬額の増額とともに可決されたそうだ。
(ここをクリックして、「議員報酬」を入力して検索実行して、平成19年第4回定例会(第6日目)本分を選択するとその会議録を見る事が出来る)
同じ東京都内の周辺市の議員報酬の55万円に合わせるという理由によることらしい。
その条例案に反対した良識あるひとりの市会議員氏が、増額分の5万5千円の受け取りを拒否するためにその金額を法務局に供託したら、その市会議員氏に対する5月分の報酬の支払いは市側からなされなかったという。
確かに議員の寄付行為は法律で禁じられているが、議員報酬等の経費の削減を謳ってなされた市町村合併の本質に逆行するような、議員報酬や市長報酬の増額を行なうという事自体がでたらめだ。
権力を与えられた人たちが、一般社会の認識とかけ離れた事柄を、数の力で強行した典型例だと思う。
各自治体は、その財政再建のために、人件費の削減さえも余儀なくされているはずの現状において、自分たちにとって都合の良いような、周辺自治体の報酬額との整合性をはかるという理由にもならないような屁理屈をこじつけて、自分たちの報酬の増額を決めるとはあきれてしまう。
民間との意識のへだたりを感知できない人たちが政治をつかさどっていたのでは、まともな社会の創出は夢のまた夢になってしまう。
豊田かずき